AKIBA’s GATE 声優養成所/新人声優特集
連載第3回(後編)
マウスプロモーション附属俳優養成所/
井上雄貴さん・田中貴子さん
– それこそマウスさんは、養成所の頃からオーディション含めてお仕事たくさん来ますものね。
マネージャー2 – そうですね。
そこは所属の役者と変わらずで、できない子は仕事がもらえない実力主義です。
マネージャー1 – 養成所生でも全然仕事振りますね。
– おふたりは養成所時代からお仕事はされていましたか?
井上 – 僕は色々やらせていただきました。
田中 – 私の場合は、ちょこちょこって感じですかね。
ゲームから始まってアニメのモブとか。
– という意味でいうと、マウスさんの養成所に入るメリットの一つとして、養成所生の頃から仕事のチャンスがあるってことですよね。
マネージャー1 – ありますね。
やった経験、実績もありますし、わかりやすいのだと加隈亜衣という役者がいて、養成所1年生の時にガストさんの『シェルノサージュ』 イオン(イオナサル・ククルル・プリシェール)役が決まりましたね。
所属の役者と比べると少ないですけど、オーディション対象者としての枠には入っています。
例えば「今までメインキャストに入ってない人」、「何歳までの人」といったオーディションの条件があったりもしますし、チャンスがあれば入れていきます。
養成所だからといって、所属するまでは何もさせないっていうのは考えていません。
逆に、早い内に動かしたいっていうのはあったりしますね、
マネージャー2 – 1年生でゲームとアニメ、それぞれ主役のタイトルを持っている子いますからね。
– マウスさんは、指導に際して何を一番大事にしていますか?
マネージャー2 – 人間的なところが大きいですね。
いつでも現場対応できることを考えると、挨拶ができるもそうですし、現場の立ち振る舞いもそうですし、あとは人としてしっかりしないと。
– 社会人としての所作はどうやって学んできましたか?
田中 – アルバイトですかね。
井上 – あとは、調べました。ビジネスマナーみたいなのを。
飲み会での立ち振る舞いとか、あとメールの打ち方。件名と、始まりと何で締めくくるかみたいな。
一応知っておかなきゃと思って、インターネットで調べた覚えはあります。
マネージャー2 – あれ? それ最初に……あ、30期には行ってないのかな。
井上 – いや! いただいたものはあります! 養成所生宛の注意喚起のメールですよね。
メールの送り方がなっていない人がいますっていう。
マネージャー2 – そうですね、事務所の入り方、メールの送り方、電話の仕方、飲み会の立ち振舞い方……。
田中 – それでもし間違えてたら、マネージャー2さんが「みんな、集合」って集合かけて教えてくれました。
私、ずっとマネージャー2さんは怖いって思ってたんですよ、養成所の時。
マネージャー2 – マウスのビルには、スタジオマウス関係の方の出入りとかもあって、の付近では誰に対しても挨拶するっていう暗黙のルールがあるんですけど、顔を知っているスタッフの方にさえ挨拶しない子とかがいるので。
まぁその子たちには……それなりの対応をするっていう。
井上 – 人に興味を持たないって一番アウトだと思います。
歩いている時、嫌でも人は見るものなので、知っている人がいたらって思うと……。
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マネージャー1:僕は特に「全部が可能性の問題だ」って授業で言いますね。
逆に、ふるいにかけられている状況を理解できたのであれば、何をして落とされるのか…
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- 授業で何か覚えていることってあります?
井上:先ほどのボイスサンプルのやつと、ラジオ番組形式で一緒にフリートークをするとかっていうのも…
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