音羽 – 私、養成所では真田さんの他に、佐久間紅美さんにもお世話になりました。

吹替の現場に入らせていただいた時に、未知の世界すぎて一人でパニックになっていたんですけど、佐久間さんにLINEをしたら、普段はさっぱりした性格なのに、親身になってくれて、準備することとか気を付けることとかたくさん教えてくださいました。

私、それで「あ、生かされてるな」って思いました。

– 音羽さんが、アミュレートさんの養成所であるSAY YOU LABさんに入ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか？

音羽 – その頃は「声優をやろう」と決めていたのですが、ほかにも舞台もやってみたいと思っていて、何でもできる事務所を探していました。

いくつか事務所さんを調べていた時に、アミュレートの所属一覧を見たら、アニメや吹替で活躍している方だったり、舞台をメインに活動されている方だったり、元アイドルの方だったり、色んな方がいらっしゃったんです。

それを見て色んなことが出来そうだなと最初に思いました。

ただ、当時はまだ付属の養成所が無かったんです。
でも行きたいと思って調べてみたら、ドワンゴクリエイティブスクールがアミュレートの付属の養成所ということだったので、問い合わせと併せて入所希望を出しました。

– そして受かった訳ですね。
斉木さんにお伺いしたいのですが、倍率としては例年大体どのくらいですか？

斉木 – 特に定員制ではないんです。
そのため、「倍率」のように数字に出すのは難しいかもしれません。

– 斉木さんは入所オーディションを見られていたのですか？

斉木 – 現場が被っていない限りマネージャーがオーディションを見るようにしています。

– 音羽さんの期は何人ぐらいいらっしゃったんですか？

真田 – 2クラスだったので、20人くらいだったと思います。

– そのクラスで最初からずっと真田さんから教わっていたのですか？

音羽 – 夏からですね。

私はAクラスにいて、7月に審査が1回あって、その後に当時あった”アミュレートジュニア預かりクラス”に変わりまして、そこから真田さんに教えていただくようになりました。