田中：キープになっていたのですけど、まだわかりませんね。

井上：2018年のマチ★アソビは、1日目の夜に納谷さんに「行きたいです」って言って、2日目からゲリラ参加しました(笑)。

僕が主人公で出させていただいた『天使の3P!』っていう作品のライブが1日目の夜にあったのですけど、その様子が楽しそうだったので「行っちゃダメですか？」って納谷さんに聞いたら、「いいよ、来て」って。

急遽次の日に準備していって、新幹線、高速バスと乗り継いで徳島にたどり着いて、ぶっつけでリハ無しでライブしました(笑)。

田中：イノエルのこういう度胸……やって成し遂げるまで、ちゃんと成功させるまでの度胸がすごいなって思います。

私もそういう気持ちはあるんですけど、やったとしても自分の中で「成功！ よっしゃできたぜ！」って毎回思えないんです。
「あれ出来たな」「これもっとこうすればよかった」って気持ちが残ることがよくあります。

仕事に関わらず、もっとこうすれば良かったとか、あそこでご挨拶すれば良かったとか、あそこで何かできたんじゃないかとか普段からそう思ってます。

プライベートでも、「あぁ、あそこで倒れてる自転車起こせばよかった！」とかすごく後悔が多い(笑)。

井上：僕の座右の銘は「やらずに後悔より、やって後悔」なので、言うだけならタダだなって。

それこそ「マウスに入りたいです」って言うこともそうですし、「マチ★アソビ行きたい」とかも、もしかしたら怒られちゃうかもしれないんですけど、何も言わないよりかはとりあえず言ってみるのはタダかなっていう。
ダメって言われたらおとなしくしてればいいや、とりあえず言ってみよ！って。

割とマウスのマネージャーさんは「やっていいよ！」って言っていただけることが多いので、もしやれることになったら、とことん爪痕残してやろうみたいな気持ちでいて、とりあえず楽しく引っ掻いていけば良いかなと思います。

– マネージャーさんとしてはそういう役者の方が有りがたいんじゃないですか？

マネージャー1：そうですね。
個人的には、攻めの精神の方が良いというか、でないと意味をなさないというか。
平等に仕事を振って、そこでポっと出て仕事もらえるってパターンもありますけど、このご時世人が多すぎるからそれもなかなか無いので。

あと、やはり人間なので、「やりたい！」っていう子に仕事を振りたい気持ちはありますし、マネージャーってそんなものだと思いますけどね。

マウスプロモーション附属俳優養成所の特集記事は、いかがでしたでしょうか。
前編は井上さん・田中さんに焦点を当ててお話をお伺いしましたが、後編は養成所について深掘りしていきます。
お楽しみに！

井上 雄貴（いのうえ　ゆうき）

1月23日生まれ。神奈川県出身。
趣味・特技に、楽器演奏(ギター・ベース・ドラム)・運転・メンテナンス(バイク・車)・カラオケ・ダンス・ソフトテニス・野球・水泳・なわとび・ルービックキューブがある。
平成27年にマウスプロモーション附属俳優養成所入所。
主な出演作に、「天使の3P!」（貫井 響）、「アトム ザ・ビギニング」（A106）、「かくりよの宿飯」(サスケ)、「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」（オティス）、「イナズマイレブン アレスの天秤」(竹見 幸助)、「異世界はスマートフォンとともに。」（九重 重太郎）などがある。

田中 貴子(たなか　たかこ)

10月5日生まれ。福井県出身。
趣味・特技に、即興作詞作曲・ピアノ・1人ミュージカル・ジャングル動物の声真似がある。
平成27年にマウスプロモーション附属俳優養成所入所。
主な出演作に、「ヒナまつり」（ヒナ）、「ISLAND」（砂田笑里）、「バンめし」（百武もなか）、「アイカツフレンズ！」（平田ひまり）、「アイカツスターズ！」（アリス・キャロル）、「編隊少女」（アリス・レーマン）などがある。