AKIBA’s GATE 声優養成所/新人声優特集
連載第3回(前編)
マウスプロモーション附属俳優養成所/
井上雄貴さん・田中貴子さん
田中:う〜ん……踊るのは好きなんですけど、海外ドラマの『glee』を見てから、細かいことは気にせず、からだで表現しようっていうのが前提にあって、「踊るって楽しむことなんだ!」って。
得意とは胸を張っては言えないですし、技術とか全然ないんですけど、すごく楽しんでやりました。
井上:確かに楽しかったですね。
僕も得意かといわれるとアレですけど、好きなので。
もともと音楽が好きですし、ダンスも割と楽しくて、ノリノリになれました。
田中:お芝居と結構通ずるみたいな。
井上:なんか、「見て!」みたいな。
田中:そうそう、自分を見ろ!っていうね。
井上:決してめっちゃ上手いとか、プロ級にダンスが踊れるとかって訳ではないんですけど、できる限り一生懸命踊って、自分の中で格好良く見える見せ方だったりポージングとかを研究して、結果「僕かっこいいでしょ?」みたいなのを見せに行く場としては楽しかったなって思います。
– 自分の強みはどこにあると思いますか?
田中:……強み(ボソボソ…)
– なんでそんな小声で言うんですか(笑)。当たって砕けてないですよ!
田中:嫌なことがあっても、明るく生きよう! 死ぬ訳じゃないんだから! って感じです。
井上:何でもやろうが強みですね。
芝居でこういう役が得意ですとか、こういったものをやっていきたいっていうのはもちろんあるんですけど、それはずっとずっと探ってずっと磨いていくものだと思うので、それ以外で強みって考えると、新しいこととかなんでもやりたいなって思っていて。楽しいじゃないですか。
「そんなことやるの?」みたいなことも、「そんなことやれるんだ!」と面白そうって思えたりとか、全部やりたいと思っているので。
あとは、自分の持っている武器としては楽器を弾けるとかダンスをやった経験もありますし、歌うのも好きです。
見られることは基本好きなので、僕ができることがあるならなんでもやります! みたいな精神が強みです。
嫌ということが無いんですよね。
よくマネージャーさんとかクライアントさんとかがすごく気を遣って相談してくださったりするんですけど「いや全然やりますよ!」、「楽しそうっすね!」みたいな風になります。
– そのマネージャーさんが今ここにいますが、おふたりの仕事ぶりはどうですか?
マネージャー1:頑張っているんじゃないかな。やれるところをまずって感じですね。
自分ができるところを早く理解してそこからこなしていけたら。
– すごい、高評価じゃないですか。
田中:うれし~。
井上:うれし~ね。
– マウスさんに所属して良かったって思うことは何でしょうか?
井上:色々あるんですけど、その一つはマウスシアターですね。
普段のお仕事で大谷育江さんだったり、大塚明夫さんだったりとご一緒するのはなかなか大変なことだと思うのですけど、マウスのオリジナル作品があることによって、そういった大御所の方と一緒にお芝居をしたり、掛け合いが出来た経験があるのはとても大きかったなと思います。
田中:マウスプロモーションの役者だけのイベントがあったりするので、ああいうのは他のお仕事ではなかなか経験できないことですし、もちろん失敗しちゃいけないっていうのは大前提にあるのですけど、その前に「楽しもう」って思える環境があるので、「やってみよう!」って思えるすごくやりやすい環境だなって。
そういうイベントとかでお客さんの顔を近くで見たりとか、マチ★アソビの稼働も多いので、「ファンの人ってこうやって思ってくれてるんだ」とか、「こういうことで楽しんでもらえるんだ」っていうのを身近に感じられる場所だなって感じます。
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– そういえば、今年のマチ★アソビは行かれますか?田中:キープになっていたのですけど、まだ…
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「僕も勢いに乗って」みたいに、自分の意志を伝えるのが。私は、フィーリングというか…
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