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“東北ずん子” 小田 恭央 × “魚雷映蔵” 佐野リヨウタ

ご当地キャラクターの声優さんについて

佐野:地元・東北の声優さんということでずん子ちゃん役に佐藤聡美さんを起用されたと思うんですが、そこについても伺いたいです。

小田:東北三姉妹は完全に地元とマッチするような声優さんにお願いしています。ずん子ちゃんの声優さんの佐藤聡美さんは仙台の人で、きりたんの声優さんの茜屋日海夏さんは秋田、イタコちゃんの声優さんの木戸衣吹さんは青森ご出身という「地元合わせ」にしています。

佐野:地元のキャラクターだからこそ、声優さんご本人も協力的なんだと思いますが、実際、声優の皆さんの反応はいかがですか?

小田:そうですね。皆さん協力的です。例えば、今、音声合成の収録をやってるんですけど、音声合成の収録って意味のわからない文章の台本をひたすら読まされて、声のパターンを録音するだけなんで超しんどいですし、超つまらないんですよ。普通、声優さんは演じる台本があって、気持ちを込めるので楽しいじゃないですか。そもそも好意的な声優さんじゃないと多分受けていただけない仕事だと思います(笑)

佐野:地元愛というかずん子愛で、声優さんも一緒になって、取り組んでくださってるんですね。

小田:そうですね。愛情を持ってくれてないと、そもそも断る仕事じゃないかなって思います(笑)

秋葉原でカフェを作る夢

佐野:ここはAkiba’s Gateからの要望で、ずん子ちゃんの夢として「アキバにカフェを作りたい」っていうコンセプトがあると伺ったのですが、それはいつ実現するんでしょうか? もし実現したら取材させて欲しいということなんですがいかがでしょう。

小田:ぜひぜひ(笑)

佐野:構想レベルでは、何かあるのでしょうか?

小田:現状は無いですが、コラボカフェくらいだったら頑張ればできそうな気はするので、いつかやりたいですね。

これからやりたいこと

佐野:これからもずん子ちゃんを主軸にいろんな挑戦をなさっていくと思うんですけど、今後何か準備している構想とか新しいチャレンジってありますか?

小田:今ちょうどすすめているところですが小さな音楽番組を作ろうとしています。ボカロみたいな音声合成で歌うソフトがある割に、実際に使っている人たちの活躍の場がまだ少ないと思っているんです。もしそんな人達が、テレビに出て、メジャーデビューまですれば、CDも売れるようになると思いますし、だったら我々がずん子ちゃんの音楽番組を作ろうということで構想しています。

佐野:音楽番組ですか!これはまた斬新ですね。
キャラクターを生かす上で、例えば「アニメを作ってテレビで流す」っていう発想は、コストが掛かるのでご当地コンテンツにはハードルが高いですよね。そこで音楽番組とは…東北ずん子ならではですね!

小田:電波料はかかりますが、制作費はそこまで掛からないので、アニメ制作のビジネスモデルよりは楽かなと思ってます。音楽を作って、テレビで流す。そしてたくさんの人が賛同してくれれば、そのままダウンロードしてくれて…ってなると、きっとみんな楽しいじゃないですか。

佐野:僕はアニメ制作が本業なんで、アニメを起点に考えがちですが、小田さんの視点は独特で刺激的です。我々のようなアニメ会社と一緒にこういうことができたら…って思うことはありますかね?

小田:そうですね。魚雷さんとは、地方自治体にアニメ企画を売り込んで、アニメを作りたいですね。例えば、ふるさと納税を使って資金調達をして自治体PR用のずん子ちゃんのアニメを作れたらいいなぁ。

佐野:なるほど。最近はまた、地方が広報にアニメを採用する機会が増えているので、例えば、東北エリアの観光促進に「東北ずん子」を併せて提案するのって、意外と実現できそうな気がしますね。

小田:いいですね。自治体だとふるさと納税に誘導できるのも利点ですよね。東北でそういう企画ができれば、実際に東北に寄ってもらえる機会になるので嬉しいな。

佐野:東北の自治体の観光事業に注目ですね!東北の情報は小田さんの方が入って来やすそうなので、何かきっかけがあったら教えてください。「東北ずん子」を携えて営業に行きます(笑)

小田:そうですね。いざ、魚雷さんでアニメ制作ってなったら、うちは OK って言うだけなので、ぜひ(笑)

小田 恭央 ODA YASUO

SSS合同会社CEO
関西大学卒業後、富士通株式会社に入社。2007年に独立。ITや経営・業務改善のコンサルティング活動を行っている。また、SSS合同会社にて、東北応援キャラクター東北ずん子の運営などを行う。最近は、クラウドファンディングに関するニュース解説ブログの執筆ほか、商工会議所等でクラウドファンディングに関する講演、指導も行っている。

佐野 リヨウタ SANO RYOTA

アニメプロデューサー。 株式会社魚雷映蔵 代表取締役。

http://gyorai.net/

CMなどショートムービー制作に特化したアニメプロダクション「魚雷映蔵」のプロデューサー。

多くのアニメCMの制作を手掛けるほか、京都市交通局「地下鉄に乗るっ」や沖縄県浦添市など、地方自治体のPR事業として、アニメのプロデュースも行う。

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– アニメ「ずんだホライずん」を作った際のこだわり

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