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“シンガーソングライター” 大木ハルミ ×
 “魚雷映蔵” 佐野リヨウタ

アキバのアニメ会社「魚雷映蔵」代表の佐野リヨウタが、
オタクカルチャー各界のキーマンと共に、業界のイマについて語る対談コンテンツ。

今回は、今年メジャーデビューを果たしたシンガーソングライター 大木ハルミ さんをお迎えして、
京都のアニメ「地下鉄に乗るっ」のCM公開当時のお話から、メジャーデビューへの思いや、これからについて語っていただきました。

アニメCM「地下鉄に乗るっ」 タイアップのきっかけ

佐野:大木さんと初めてお仕事でご一緒したのが、僕ら「魚雷映蔵」が制作した、京都市営地下鉄のアニメCM「地下鉄に乗るっ」の楽曲タイアップでしたよね?まずは、その経緯を振り返りたいと思うんですけど、僕の記憶が正しければ、当時、CMの曲をどうするか議論していた時に、どういう経緯か唐突に候補に挙がったのが大木さんの曲だったんです。

大木:そうだったんですね(笑)

佐野:あとで聞いたら、どうやらキャラクターデザインを担当してくださっている、イラストレーターの賀茂川さんからの猛プッシュだったそうで(笑)

大木:そうでしたか(笑)ちょうどあの頃、「地下鉄に乗るっ」のCMにも採用してもらった、「sakura」という曲のMVを作ろうとしていた時期だったんです。そのMV用にイラストをお願いできる人をネットで探していて、その中でイラストがひときわ輝いて見えた賀茂川さんに、私から「MV制作に協力していただけませんか?」っていう連絡をしたんですよ。

佐野:賀茂川さんとは、もともとのお知り合いじゃなかったんですね!

大木:そうなんです。

大木:賀茂川さんはMVのお話は快諾してくれて、その流れで「地下鉄に乗るっ」のCMのお話を紹介してもらいました。賀茂川さんは軽い感じで「じゃ、推薦しておきます」って言ってくれたんですけど、 まさか本当に決まると思ってなくて(笑)

佐野:そうでしたか(笑)でも、実際に「sakura」のサンプル音源を聞いたら、みんな感動して、満場一致で「これで行きましょう!」ってなった記憶があります。

大木:ありがとうございます(笑)
正直、思いがけない展開だったので、私でいいのかなっていう気持ちもありましたけど、すごく嬉しかったです!

佐野:さらに、我々が2017年に制作した「地下鉄に乗るっ」の短編アニメにも、大木さんに楽曲を提供いただきましたよね。大木さんに作っていただいた主題歌のおかげで、映像作品としてクオリティを底上げしてもらったなと思っています。

大木:いえいえ、こちらこそです。アニメ系のお仕事に関われたらいいなってずっと思っていたので、それが現実になって、劇場で見た時はすごく感動したのを覚えています。

佐野:短編アニメで思い出に残っているのは、京都を飛び出して東京で開催した、アニメ上映と大木さんのライブとの2部構成の上映企画です。本編の映像を流しながら主題歌を演奏してもらう、いわゆる2.5次元的なライブ演出でしたが、あの時は本当に音楽の力を実感しましたよ。

佐野:自分たちの作った映像が、全く別の作品に昇華されたように見えて感動しました!

大木:ははは(笑)でも本当に良いイベントでしたよね。
アニメ上映とライブを両方ガッツリやるっていうイベントも、簡単にできることじゃないなと思っていたのでチャレンジでしたけど、お客さんにも、とっても盛り上がってもらえたのですごく良かったなと思っています。

「地下鉄に乗るっ」に出会うまでの経歴

佐野:「地下鉄に乗るっ」のCM以前の経歴としては、どういった活動をされていたんですか?

大木:高校を卒業してから、とにかくメジャーデビューを目指してずっと準備してきました。事務所に所属して、本当にメジャーデビューが直前まで決まっていたんですよ。
でも、その時期が、音楽業界的にちょうど CD の売り上げがガタンって下がった年だったらしくて。事務所的に今は新人を育てられないっていう方針になって、メジャーデビューの話が白紙になってしまったんですよね。

佐野:あーそうだったんですね・・・。では、デビューが白紙になって、フリーで活動を始められたんですか?

大木:そうですね。できることは自分でやっていこうと切り替えて、未知な世界に一気に行ったっていう感じです。そのきっかけをくれたのが、やっぱり「地下鉄に乗るっ」だったと思うんですよね。

佐野:なるほど。当時からニコニコ生放送のライブ配信も精力的になさっていましたよね?

大木:「ニコ生」は「地下鉄に乗るっ」とほぼ同時ぐらいのスタートだったんですよね。先ほどの「sakura」のMVの公開も同時期だったので、そこから色々と相乗効果になって、どんどん活動の幅が広がったっていうイメージですね。

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– 作家性を意識した曲作り

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