AKIBA’s GATE 声優養成所/新人声優特集
連載第4回(後編)
SAY YOU LAB/音羽 里奏さん
– 生徒さんがだいたい6-70名ほどいらっしゃるとのことですが、どういった方が多いですか?
真田 – 割としっかりしている子が多いかなと思います。
やはりAクラスの方は安定感があるというか、Bクラスになると集中力が続かないとか、活舌が甘い子がいたりします。
査定次第でAクラスに上がるのですが、総じてみんな一生懸命ですね。
特にウチは週1授業なので、週に1回2時間しか教わる時間が無いので、それぞれ危機感を持っている印象は受けます。
「来週までにやってきてね」と言ったことに対してしっかりやってくる子が多いですし、こちらが想像していたことを上回ってくる子もいます。
あとは、アミュレートは色んな役者が所属しているので、目標を声優だけに特化せず、アイドルやりたいとか2.5次元の舞台に立ちたいといった子が多いです。
授業では「声優」に集中して勉強していくのですが、もう少し視野を広く持って様々なフィールドで活躍できる役者になりたいと考えているような印象があります。
– 年齢層としてはどのくらいなのでしょうか。
真田 – 大体は20代前半くらいですが、時折年齢高めな方もいます。
芸能活動していた方や、地方でアイドルやっていた方もいますし、若い子も勿論います。
なので、発声がまだ安定していない子と、何年もやっていてしっかり安定している子が同じクラスに居るので、「みんなでやりましょう」ではなく、それぞれの生徒に対してアドバイスができるよう授業中は意識しています。
– 音羽さんは発声大丈夫ですよね。
音羽 – うーん……。
真田 – 安定していると思いますよ。
音羽 – 「音大を出て、歌をやっていたので発声は大丈夫」と言っていただけることが多いのですけど、やっぱり少し違うなと思ってしまいます。
結論は一緒なのかもしれないのですけど、コツや表現の仕方が違うんです。
何が自分にとってしっくりくるかはわからないので、色んな方に教われて、毎回すごく勉強になります。
– 斉木さんにお伺いしたいのですが、ほかにも養成所がたくさんある中で、SAY YOU LABさんならではの強みはございますか?
斉木 – 恐らくほかの養成所に無いのは、養成所生の時代から普通に仕事ができる事かと思います。
経験を積ませるために無償で仕事が貰えるところもありますが、SAY YOU LABでは幾ばくとはいえ、ギャランティを発生させています。
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– 真田さんは授業に際して、何を一番大事にされていますか?
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– SAY YOU LABさんのカリキュラムとしては、どういったものを教えられているんですか?
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