AKIBA’s GATEでは日本のポップカルチャーを広く伝えるため、声優・役者さんに当サイト独自のインタビューや取材企画を行なっており、第1弾では井澤詩織さんに、第2弾では小野賢章さんにご登場いただきました。
その第3弾の特集として、アニメやゲーム・動画番組などでご活躍されている、声優の立花理香さんにインタビューを敢行いたしました。お仕事に関する話はもちろん、立花さん個人の趣味・嗜好・興味にまで様々なことを語っていただいた連載記事です。
連載第4回目のテーマは「アイドル」について。立花さん=アイドル好きということは周知の事実なので、思う存分好きなだけアイドルについて語ってもらいました。ハロプロをはじめとした好きなグループ、お勧めのアイドルDVDやCD、そしてご自身の職業との対比など……今回の連載記事の中で最も長文となった、熱いアイドル愛を体感してみてください。
– アイドルのライブは、コンサートホールでやるようなものから、キャパ30人くらいの地下劇場でやるようなものがあったりすると思いますが、立花さんはどういうところに行ったことありますか?
最近はちょっと予定が合わないことが増えてきたのですけど、元々地方にいたこともあって隙あらば小さいライブハウスでやっている子たちを観に行ったり、もちろんハロプロさんとかご当地アイドルさんも観に行ったりしました。
いわゆる無銭イベと言われているような、オープンスペースでやってらっしゃるのを観に行ったり、発売記念なんとか会とかも行きましたね。
東京に来てからは、でんぱ組.incちゃんのCD発売記念のチェキ会があったのですけど、スケジュール的に関東の会場が都合合わなくて、「この日行けるかも」となった日の会場が京都だったのでそのために京都まで行きました。
アイドルは生モノなので、行ける時に行かないと!って行っちゃいますね。
同業の方には多いと思うのですが、前もってチケットを取っていると当日行けないことがあって、空席ができるのはそのアイドルさんに申し訳無いので、ギリギリになって当日券で観ようとしたりします。
当日券があったら嬉しいですし、無くてもそれだけお客さんが入っているということですから嬉しいですね。
だったら後で、DVD発売した時にちゃんと買おうと。
– アイドルの魅力を端的に教えてください。
アイドルは人生のお手本ですよね。
基本、キラキラしていて可愛くて楽しくて…みたいなものだと思うのですけど、職業=アイドルだったりすると、もちろん仕事をしていく中で良いことしか無い訳がなく、その嫌なことをステージの上で出さないというのも仕事の一環と考えると、人生だなって思いますね。
特にハロプロさんは、今は研修生って言うのですけどハロプロエッグに小学1年生から入って、レッスンをして、ステージに立つということをやっていると、人格形成のほとんどをハロプロさんでしてもらっているんですよ。
色々なメンバーさんとかも仰っているのですけど、「人間として育ててもらった」ということがすごく大きいので、そういうのを見ていると私も人間として見習わなければいけないなと思うところが多いです。
それはハロプロさんに限らずなんですけど、この細くて小さな女の子たちがこんなに頑張っているのだから、私ももっと頑張ろうって思うんですよ。
– 立花さんはエッグの子たちも見ているんですか。
ふんわりですね。
全員はさすがに把握しきれていないのですが。
– 好きな年代とか年齢層とかってありますか。
私ね、その年齢とか年代とかで括る意味がわからないんですよね。
人って成長するものじゃないですか。
それを、ここからここだけしか愛せない、しかも年齢で決めるのはナンセンスだと思うんですよ。
– なるほどです。さくら学院という”成長期限定”のアイドルユニットもありますよね。
それはそれで、さくら学院はアイドルの在り方として良いシステムだと思うんですよ。
でもそれを、アイドル全般に対してこの年代しか愛せないというのは、私の中では違いますね。
さくら学院だった子が卒業してからも好きでいるかもしれないし、自分はさくら学院のファンなんですっていう方もいるだろうし、いろんな応援の仕方もあるんだと思います。
– 立花さんはどういうアイドルグループが好きになりますか?
私はやっぱり、真面目に歌とダンスを頑張っているグループが好きですね。
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– 何かのコンセプトを前面に出しているグループもあるじゃないですか。例えば、釣りができるアイドルが集まったとか。
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