AKIBA’s GATEでは日本のポップカルチャーを広く伝えるため、声優・役者さんに当サイト独自のインタビューや取材企画を行なっており、第1弾では井澤詩織さんに、第2弾では小野賢章さんにご登場いただきました。
その第3弾の特集として、アニメやゲーム・動画番組などでご活躍されている、声優の立花理香さんにインタビューを敢行いたしました。お仕事に関する話はもちろん、立花さん個人の趣味・嗜好・興味にまで様々なことを語っていただいた連載記事です。
連載第2回目のテーマは「お酒」について。立花さんが酒飲みというのはもはや説明不要ですが、お酒についてだけじっくり語ることはあまり無いだろうということで、この機会に色々突っ込んで聞いてみました。前回のアーティストデビューの話とは一転した今回のテーマ、晩酌のお供に読んでみてください。
– さていきなりですが、立花さんは深酒をしますか。
しますよ。
でも私は、家に帰るまでは正気なんですよ。
大人って、基本的にちゃんとしてるじゃないですか。
子どもだったら色々とふざけて遊んだりとか、泣いて喚いて怒ったり笑ったりとかできますけど、大人ってそういうことができないじゃないですか。
そんな大人がバカになれて、しかもそれがまぁまぁ許されるのがお酒の場なので、それがすごく良いなって思いますね。
– なるほど。本格的にお酒を飲み始めたのはいつ頃からですか?
先日のイベントでは、ゼミの飲み会きっかけと仰っていましたが。
大学3年生の時なので、21歳くらいですかね。
成人して、清かったのは一年くらいか……。
元々お酒は好きだったんですけど、大学生の時ってカシスやライチのリキュール瓶を買ってきて、自宅でソーダで割って「私、オシャレな大人になりつつある」と浸るのが好きだったんです。
周りでお酒が好きって言う子は少なかったのですが、ゼミが始まってからは先生がお酒好きだったので、10人単位の飲み会をすることが増えてバイト先の先輩にもすごくお酒好きな方がいて、それで何となくお酒がある場は楽しい場なんだと分かってきたんですね。
そうなったら、「みんな何飲んでるの?」「私もそれ飲んでみようかな」「私はこっちの方が好き」という風なコミュニケーションができるようになるのが良いなって。
皆さんお酒を飲むとおバカになるじゃないですか。
– 立花さんもそうなるんですか?
いや、楽しくなりますね!
– 立花さんはいつも楽しそうですけど……。
そうなんですよ、楽しいんですよ、やばいんですよ!!
– となると、笑い上戸になる感じですかね。
あ、そうかもしれないですね!
泣き上戸とかではないですが、家で一人で晩酌しながら、今日は泣こうと思って泣く時もあります。
けど、皆で飲む時は楽しくしたいじゃないですか。
家ではほぼ毎日晩酌をしているのですが、「楽しむぜ!イエーイ!」みたいなテンションではないから、家で飲んでいる時の方が弱いんですよ。
これ美味しいなーとか、こっちの方が辛口だなーとか思いながら飲んだりすると、結構酔いが回りやすいですね。
– 以前、自宅ではお酒を飲みながらアイドルのDVDを見てるという話をされていましたよね。
そうですそうです!
DVDを見て、人生について考えながら「この子たちは、なんて頑張っているんだ…!」というのを観て、泣きながら飲みます。
確かに朝起きて「あれ。こんなに瓶空いたっけ…」と思うこともありますけど、でもアイドルちゃんはメイクが落ちるのも気にせず、髪の毛が汗で顔に張り付くのも気にせず、とにかく一生懸命私たちに何かを伝えるために歌って踊ってくれて、なんて熱いんだこの子たち! という感じで泣くんです。
– 自分もこうならなきゃ、みたいな感じになるんですか?
いや、大人って……(笑)。
– また大人論が出てきましたね。
大人って、割とクールじゃないですか。
だから「何やこいつ」ってなっても、その場はニッコリ接することも多いと思うんです。
感情をむき出しにする経験が日常でそれほど無くなるので、そういうむき出しのものに触れると感動しちゃいますね。
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– 居酒屋さんとかでワイワイ飲むのと、自宅で一人で飲むのと、どちらが好きですか。
どちらが無くなっても駄目だと思いますね!
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