メジャーデビューまでの軌跡
佐野:今年の1月に、メジャーデビューシングルCD「100年時代」をリリースされましたよね。メジャーデビューはどういった流れで実現したんですか?
大木:魚雷映蔵さんからお話をいただいた、アニメ「HORSE DREAMER」の主題歌を作るときに、私が以前お世話になっていた事務所の方に相談したんですけど、それがきっかけで、また事務所から声を掛けてもらって、メジャーデビューの話に繋がったんですよね。
佐野:うちの案件で主題歌を作った際に、また以前の事務所と交流が生まれたということですか?それは本当に良かったです!
大木:そうですね。もう本当にそこから話が進んでいったっていう感じです。
その後に、音楽番組のお話をいただいて、ダメ元で「やってみよう!」っていう気持ちで挑戦しました。
そうしたら、嬉しいことに「100年時代」が採用されて、メジャーデビューすることができました。
佐野:そうだったんですね。たまたま挑戦した音楽番組に採用されて、前向きにメジャーデビューの話が進んで行ったみたいな経緯だったんですね。
大木:そうですね。ずっとメジャーデビューしたいっていう気持ちがあったので、すごく嬉しかったです。
佐野:これまで大木さんの曲を聴いたり、ライブでのパフォーマンスを見て、毎回感心していたので、少しでも多くの人に知ってもらいたいなと常々思っていました。大事なのはここからだとは思うんですが、本当におめでとうございます。
大木:ありがとうございます。
シンガーソングライター「大木ハルミ」のこれから
佐野:メジャーデビューを機に、これからやりたいこととか、これからの展望があれば教えてもらえますか?
大木:まずは、音源化をしてない曲がいっぱいあるので、これからどんどん音源化していきたいなって思っています。
それと、コロナ禍の前からずっとやりたいと思っていたんですけど、ライブに来てくださるお客さんもリアルに観られて、なおかつ直接会えないお客さんも生で観られるように、ライブと同時に生放送をやってみたいと思っていますね。
佐野:なるほど。今はミュージシャンも、オンラインで活動することが当たり前になってきているので、実現しやすくなっているかも知れませんね。
大木:そうですね。コロナ禍じゃなくても、もともとライブに行きたくても行けないお客さんがいたんだなっていう事にも気付きましたね。
リアルで楽しみたい方はライブに来ていただいて、でも、ライブに来られない方も同じように楽しんでいただける。っていう空間を提供できるように、活動を広げていきたいなっていうのがあります。
佐野:なるほど。2021年現在、エンタメのあり方が大きく変容していると思うんですけど、ニコ生を中心に活動しつつ、局所的にライブを行うっていう大木さんのスタイルが、時代に合ってきているようにも感じます。ぜひ今後もそういう活動を続けていただけると、ファンの方も嬉しいんじゃないかなと思いますし、僕も楽しみにしています!
大木:今後もファンの方に楽しんでもらえるようなイベントをやっていきたいですね。それに、魚雷映蔵さんともまたご一緒できればと思っています!
佐野:ありがとうございます!
本日はどうもありがとうございました。
大木 ハルミ OOKI HARUMI
シンガーソングライター。
高校卒業後、シンガーソングライターとして活動を行う。2014年に京都市交通局「地下鉄に乗るっ」のCM主題歌を担当し、その後数々のイベントに参加。自身初のワンマンライブを京都で開催。2021年1月にメジャーデビューシングルCD「100年時代」をリリース。
https://twitter.com/0308harumi
佐野 リヨウタ SANO RYOTA
アニメプロデューサー。 株式会社魚雷映蔵 代表取締役。
CMなどショートムービー制作に特化したアニメプロダクション「魚雷映蔵」のプロデューサー。
多くのアニメCMの制作を手掛けるほか、京都市交通局「地下鉄に乗るっ」や沖縄県浦添市など、地方自治体のPR事業として、アニメのプロデュースも行う。
<ロケーション>
cafe pause
東京都・池袋東口 ジュンク堂裏路地にあるギャラリーカフェ。各線池袋駅から徒歩6分、東池袋駅・雑司が谷駅から徒歩9分。
https://cafepause.jp
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