花ふるコロニーロット ~26歳OL、
ガーデニング男子に弟子入りする~配信記念
蕃茄なずな役・茅野愛衣さんインタビュー
作品を通じた、茅野愛衣さんの一面をご紹介
── 本作では植物やガーデニングが重要な要素となっていますね。ガーデニングや植物にまつわる思い出やエピソードがあれば教えてください。
小学生の時に「タイム」というハーブを鉢で育てていたことがあって、芽が出るのを楽しみに待っていた思い出があります。そのタイミングに、旅行で家を空けなきゃいけなくなってしまって、心配過ぎて鉢を旅行先に持って行ったことを覚えています(笑)
昔から植物は好きで、今でも近所に植えてある素敵な植物に出会ったら、調べて家で育ててみたりしています。最近だと、「モッコウバラ」という黄色くてかわいらしいバラを育ててみたり、「フランスゴムの木」という植物があるんですけど、それを家に置いてみたり。「あっこの子かわいい!」と思う植物は、結構家にお迎えすることが多いです。
なので、作品の中でなずなちゃんが初めて自宅に植物を迎えて、バルコニーで育てるシーンを見て、「私もこうやっていろんな種を植えて植物を育てたなあ」と思い返して、なずなちゃんの感動に共感しました。
── 好きな植物や育ててみたい植物はありますか?また、その理由を教えてください。
育ててみたい植物…レモンの木を育ててみたいなと思いますね。それに、なずなちゃんの名前の由来になっているトマトを育てたことがないので、育ててみたいなあって思います。
お野菜はやっぱり食べられるので、私もいつか園芸みたいなこともやれたらいいなあと思っています。
── 蕃茄なずなは、遠野樹との出会いを通して、新しくガーデニングにチャレンジしていますね。茅野さんご自身は、最近でチャレンジしていることや、挑戦してみたいことはありますか?
最近は犬のしつけを頑張っています。最近、新しい子をお迎えして育てているんですけれど、この子がすごく教え甲斐がある子で(笑)どうやったら、この子がこっちに耳を傾けてくれるのか研究していて、それがすごく面白いです。
犬って、飼い主がわーわー言っているのをみると、テンションが上がっているってことしかわからないらしくて、冷静に伝えなきゃいけないみたいなんです。それにしつけをするときって、声色がすごく大事らしくて。例えば、感情的に「ダメ!」って言ったりしちゃいけないみたいで、「…ダメ」みたいな感じでちょっと低い落ち着いた声で言うんですけど、そういうのも勉強の1つだなって思います。
── 蕃茄なずなと遠野樹は、偶然のきっかけから徐々に心の距離を縮めていきますね。最近の出来事で、偶然の出来事はありましたか?
先ほどの話になるのですが、私がワンちゃんをお迎えしたタイミングと同じタイミングで、同じ犬種のワンちゃんを飼い始めた友達がいて、一緒に犬の散歩に行くことが増えました。その方とは、もともと友達だったのですが、ワンちゃんを通して会う機会が増えたので、そういう風に人と人との距離を変えちゃうのも、ワンちゃんならではの魅力かなと感じています。
── 遠野樹と蕃茄なずなは、作中で共通の秘密を増やしていきますね。茅野さんご自身が、今までにあまりお話してこなかったことがあれば教えてください。
作品で題材になっている、植物に関する話ってあまりお話してきたことがなかったので、家でこういう植物を育てていましたっていうのも、初めてお答えしましたね。前に「カシワバアジサイ」っていう、アンティークっぽい、少しくすんでいるような素敵な色合いのアジサイを育てていたんですけれど、お庭に置いていたら、チョキンって切られて持っていかれちゃったことがありました。その時は、すごいショックで悲しすぎて、「持っていかれると悲しいです」っていうお手紙を書いて、木に結んだことがあります(笑)花を愛でる気持ちは一緒だと思うので、声をかけてくれたら1本どうぞって快くあげるのにって思っていましたね。
── 蕃茄なずなは、自身の名前(名字の蕃茄)から、トマトに苦手意識を持っていますね。茅野さんは、子どもの頃から苦手なものや苦手だったことはありますか?
なずなちゃんを演じていて、私もなずなちゃんと同じような子どもの頃の記憶を思い出したんです。私、愛衣(あい)って名前なので、童謡の「アイアイ」でよくいじられていて、「お猿じゃないもん!」みたいに言い合っていたこともありました。友達と楽しくやっていたことだったので、悪い思い出ではないのですが、なずなちゃんのエピソードを見て、「わたしもあったよ!」って思いました。
── 蕃茄なずなは、舞台のチケットを紙で保存することや、お気に入りのコンビニで発券するなど、こだわりやゲン担ぎとして習慣にしていることがありますね。茅野さんご自身は、なんとなくこだわってしまうことや、ゲン担ぎとして行っている習慣がある、といったエピソードはありますか?
私は、あまりゲン担ぎをやらないタイプかもしれません。結構役者さんに伺うと、こういうことをやりますっていう方もいらっしゃることを聞くんですけれど、ゲンを担がなかったときに、「ああ担ぎ忘れた!」ってなったら困るので、あんまり決め事はしていないです。なので、割と自由にやっているっていうタイプです。
── 蕃茄なずなは、子どもの頃から小説のキャラクターに憧れを持っていますね。茅野さんは、憧れの人や、子どもの頃から好きだったキャラクターなどのエピソードはありますか?
矢沢永吉さんですかね…。亡くなった父が大好きで、家に「永ちゃん」の名言が家訓のように飾ってあったり、「E.YAZAWA」って書いてあるタオルがあったり(笑)なので、未だに私の中でヒーローみたいなイメージがあります。だれか一人会ってみたい人いる?って聞かれたら、やっぱり「永ちゃん」に会ってみたいですね。ちょっと前までは、父の写真を持って「永ちゃん」のライブに行っていました。今のご時世だと、なかなかライブに行けるタイミングがないのですが、ずっと憧れの人ですね。
── 最後に、この記事を読んで「花ふるコロニーロット ~26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする~」と、茅野愛衣さんへ興味を持っていただいた読者の皆さまに向けて、メッセージをお願いします。
ヒロインのなずなちゃんは、本当にかわいらしい女の子で、楽しく演じさせていただきました。
やっぱり、私生活の中で大変なこととか、忙しさで自分の時間をなかなか取れないっていう方もいらっしゃるかと思うのですが、ガーデニングに癒されるなずなちゃんを見て、ちょっとでも癒されて、ガーデニングをやってみようかなって思っていただけたら嬉しいです。
それに、本当に男の子のキャラクター達が、キュンとするようなシーンがたくさんある「女の子が好きなこと欲張りセット」のような兄弟なんですよね(笑)兄弟を演じたお二人のお芝居がどうなっているのかすごく楽しみです。
それぞれのキャラクターが、あたたかい気持ちにさせてくれる素敵な作品なので、物語の続きが本当に気になっています。皆さんからたくさん応援をいただけると、また続きも演じられることもあるかもしれませんので、作品を読んだよって方は、ぜひお手紙とかご感想をいただけたら嬉しいです。
── 本日はありがとうございました!
comipo
株式会社viviONが手掛ける電子コミックサービス
花ふるコロニーロット ~26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする~
comipo comicが手掛けるオリジナルのボイスコミック作品。
植物に苦手意識を持っていたヒロインが、ふとしたことからガーデニングに興味を持ち、植物を通してそれまで知らなかった世界を垣間見たり周囲と交流を深めていく物語です。
ヒロインの蕃茄なずな役 茅野愛衣さんはじめ、小野友樹さん、岡本信彦さんといった豪華キャストでお送りする、あたたかくてやわらかな時間をぜひお楽しみください。
植物にまつわる描写の監修には東京農業大学のご協力を得ており、実際のガーデニングにも役立つ作品になっています。
作品の配信開始を記念して、4話までを無料公開中。
茅野愛衣
大沢事務所所属
<主な出演作>
「デリシャスパーティ♡プリキュア」ジェントルー
「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」マリー
「弱キャラ友崎くん」菊池風香 など多数
作品情報
作品名 :花ふるコロニーロット~26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする~
原作 :杏穏希厘(あんのんきりん)
作画 :スズキイオリ
作品形式 :ボイスコミック
声の出演 :茅野愛衣、小野友樹、岡本信彦ほか
監修 :東京農業大学
コピーライト :(C)スズキイオリ/杏穏希厘/comipo comics
あらすじ
製薬会社で働く観劇が趣味の26歳・なずな。
頑張り屋の彼女だが、トラブル続きの日々にややくたびれ気味……。
そんなある日、ふとしたことからおとぎ話の森のような素敵な庭園に迷い込んでしまう。
そこにいたのは、彼女がちょっと苦手に感じていた同期の遠野で……!?
祖母から受け継いだ庭の手入れを密かな趣味とする彼が、愛情を注いできた美しい植物たち。
庭での穏やかなひとときは、とても心地よくて……。
ゆっくりのびのび育っていく植物たちと共に芽吹きはじめる、かすかな恋の予感。
なずなの毎日が、すこしずつ輝きはじめる――。
キャラクター紹介
蕃茄なずな(ばんかなずな) CV:茅野愛衣
本作のヒロイン。
明るく前向き、職場では後輩にも慕われる26歳。
苗字の蕃茄(ばんか)はトマトの別名。
子供のころに名前をネタにからかわれたことがあり、なんとなく植物全般に苦手意識を持っていた。
遠野家の『庭』を訪れたことをきっかけにガーデニングに興味を持つことに。
『赤毛のアン』が大好きで、作中に登場する男の子・ギルバートは初恋の人。
純真でのびのびした性格の半面、けっこう怖がりでメルヘンチックな一面も。
樹のやわらかな物腰やふとした仕草に、たびたび意識してしまうことも……?
けれど本人の認識はあくまで「ガーデニングの師匠と弟子」!
遠野ギルバート樹(とおのぎるばーといつき) CV:小野友樹
なずなの同僚。
スウェーデン出身の祖母を持つクォーター。
生真面目でおだやかな性格をしているが、口数が少ないため会社ではとっつきにくい印象を持たれることも。
祖母から受けついだ『庭』つきの一軒家に一人で暮らしている。
不器用ながらも懸命に取り組むなずなに、優しくガーデニングの手ほどきをする。
素直で表情のコロコロ変わる彼女を、無意識に気にかけているような場面も……??
祖母亡き後すぐに荒廃してしまった庭を、手塩にかけて一人で元通りにしてきた。
とある過去があり、植物のなずなは樹にとって特別な存在。
実はクリームソーダが好き、虫がちょっと苦手。
遠野アルバート蓮(とおのあるばーとれん) CV:岡本信彦
樹の弟。
社交的で自由奔放な性格の大学生。
祖母似で日本人離れした華やかなビジュアルの持ち主のため、外出先では注目の的になることもしばしば。
見た目で敬遠されないようにと、誰とでも距離が近く、フランク&フレンドリーに接する。
樹となずなの関係を見守りつつもちょっかいを出したがる、イタズラ好きなところも。
ちなみになずなからの第一印象は「天使……?」だった。
配信先
電子コミックアプリ『comipo』
APP Store https://apps.apple.com/jp/app/comipo/id1591548181
Google Play https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.vivion.comipo
WEBサービス『DLsite comipo』
https://www.dlsite.com/comic/
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– 作品となずなちゃんのほのぼのとした雰囲気が、すごく好きだなあって感じています。
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