

集中連載スペシャル!
「バルセロナ国際コミックフェア」連載第2回目は、海外における日本勢の位置づけについてリポートする。会場を一通り観察し、海外での日本のマンガやアニメの影響力の大きさをあらためて実感する。

アジア映画を専門に扱っているブース。日本のアニメも数多く取り揃えている。

「スタジオジブリ」は、やはり人気だ。

『君の名は。』は今、海外で積極的に売出し中だ。
予告編が、スペイン語で繰り返し流されているのが印象的。

その隣には、『ドラゴンボール』、『Z』、『GT』と歴代のシリーズが。

『ドラゴンボール』は、輸出国である日本より思い入れが強いのではないかと感じる。

同じく鳥山明の作品『Dr.スランプ アラレちゃん』も根強い人気があるようだ。

『聖闘士星矢』は、日本では一時期より落ち着いた感があるが、こちらでは現役だ。
ギリシャ神話が欧州の人の心をつかんでいるのだろうか。

さすがに『キャプテン翼』が移籍したFCバルセロナのホームタウンとあり、
しっかり押さえている。日向小次郎の 新聞配達のTシャツもある。

定番といえる『ハローキティ』、『ドラえもん』、
『名探偵コナン』、『スーパーマリオブラザーズ』。

『クレヨンしんちゃん』、『ポケモン』、
そしてなんと半世紀も前の『マジンガーZ』まである。

ゲームボーイのカセットが揃う。
任天堂は今回のイベントのメインスポンサーにもなっている。

日本から輸出するのはコンテンツばかりではなく、
文具メーカーのサクラクレパスも出展。
こちらで流通している日本作品の本数は、日本のそれより圧倒的に少ない。距離や言葉の壁があるためだろう。その分、いいモノに長く親しんでいることがうかがえる。
世界人口の2%にも満たない国・日本が、地球の反対側の文化にこれだけ影響を与えている。あらためて「もの凄いこと」だと実感する。
次回も乞うご期待!
<連載第1回はこちら>
【第35回バルセロナ国際コミックフェア現地リポート】その① イベント紹介
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