集中連載スペシャル!
「バルセロナ国際コミックフェア」連載12回目は、中世ヨーロッパの伝統的なよろい兜でコスプレを行う「アルマ・クブラエ(Alma Cubrae)」のブースをレポートする。
西洋の武装コスチュームはマンガやゲームなどでは馴染みがあるが、直接目にすることはなかなか無い。
実際に装着しているプレートアーマーを見ても、チープさがなく、本物そのもの。それもそのはず、伝統的な鍛冶職人が1つ1つ手作りでこしらえているというから驚きだ。要望を受けて、オーダーメイドで原作そのままのアーマーの実物を作っているほか、映画撮影用の依頼もある。
剣やパイク槍、盾を持って戦闘するイベントも行っている。日本で古来から続く流鏑馬(やぶさめ)のような本格的なコスプレだ。
現地の漫画家が本にイラストを入れている。
仁王立ちする甲冑と戦士のイラストは瓜二つだ。
三浦建太郎の漫画『ベルセルク』に出てくるようなキャラクターのアーマーが、実物のコスチュームになったらと想像するとわくわくする。かなりの値段にはなるだろうが、ファンには、たまらないアイテムなのは間違いない。
次回も乞うご期待!
<連載第11回はこちら>
その⑪ 映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』のブースであなたも変身
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