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豪華声優陣が日本文学の世界へ誘う! 吉田ボイス、岸尾だいすけ、夏川椎菜、徳井青空が出演した『声の優れた俳優によるドラマリーディング 日本文学名作選 第七弾「三つの愛と、殺人-芥川 太宰 安吾-」』の模様をレポート‼

『声の優れた俳優によるドラマリーディング 日本文学名作選 第七弾「三つの愛と、殺人-芥川 太宰 安吾-」』が、10月9日(火)から10月14日(日)の間、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演され、多くの観客を日本文学の世界へと誘った。毎公演異なる声優により様々な表現で披露されたが、本稿では吉田ボイス・岸尾だいすけ・夏川椎菜・徳井青空が出演した10日13時の回の模様をお届けする。

『声の優れた俳優によるドラマリーディング』は、個人主義と社会の繋がりなど現代社会が等しく抱えているテーマを主題とした作品を取り上げ、長く愛される名作を通じ現代日本社会の問題を浮き彫りにすることを目指すとしたもので、今回は芥川龍之介「藪の中」、太宰治「駈込み訴え」、坂口安吾「夜長姫と耳男」の三作品を原作とした「三つの愛と、殺人-芥川 太宰 安吾-」が上演された。明治から昭和にかけてを代表する三人による、それぞれ異なる愛と殺人という結末を描いた物語を、声優の朗読によって圧倒的な世界観で表現されていた。

芥川龍之介「藪の中」は4人の証言と3人の当事者の告白によって進む物語で、主になる当事者の多襄丸を吉田、男の死霊を徳井、女を夏川が演じた。真相がわからないという意味の”藪の中”の語源にもなった作品であり、三者の食い違う告白を加害者・被害者それぞれの視点、それぞれの様子をもとに3人が感情豊かに表現していた。

 

太宰治「駈込み訴え」はイスカリオテのユダ視点でイエス・キリストへの愛憎を綴った物語となっており、イエスへの愛憎に揺れるユダの姿を岸尾が熱演していた。

坂口安吾「夜長姫と耳男」は飛騨の匠の弟子・耳男と長者の娘・夜長姫の物語。夜長姫に翻弄される青年・耳男を徳井が感情たっぷりにボーイッシュな演技を披露すると、夏川も夜長姫の残酷さや無邪気さを孕んだ姿を怪演、その狂気っぷりに観客もゾクっとした様子を見せていた。

三作品を終え終盤には、坂口安吾から太宰治への追悼文「不良少年とキリスト」を取り上げ4人による朗読で締めくくられた。自殺という道を選んだ太宰治に対する坂口安吾の辛辣ともとれる愛の溢れる文章に、公演を通して愛や生死というものを深く考えさせられるものとなっていた。

終演後、舞台上に再び4人が挨拶のため姿を現すと、会場からは大きな拍手が巻き起こった。次回公演が2月頃予定されているとの事なので、気になった人はぜひ今後もチェックしてみよう。

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