渡辺航原作のTVアニメ『弱虫ペダル』の第3期となる『弱虫ペダル NEW GENERATION』の最終回直前特別先行上映イベントが、6月24日(土)東京・TOHOシネマズ日本橋にて行われた。

アニメ第24話と最終話となる第25話「空を仰ぐ」の上映後、ステージには小野田坂道役の山下大輝、手嶋純太役の岸尾だいすけ、新開悠人役の内田雄馬が登壇。イベントではアニメ第3期の場面カットが紹介され、キャスト陣が印象的なシーンについて語り合った。

新世代のキャラクターが続々と登場したアニメ第3期。会場では各キャラクターの活躍をふり返るトークに花が咲いた。軽快なトークの合間には岸尾による登場キャラクターの物まねが披露され、会場の笑いを誘う。

山下は第3期のアフレコについて、「第1期・第2期とは異なり、人がレースをしている風景を見ているシーンが多かった」と思い返し、「その背中を見て、頑張ろうと思わせられた」とコメント。

「今年はペダルのために頑張った」と語る岸尾は、万全の体調で収録に臨めるよう調整したと明かす。また、アニメ本編で手嶋が初めて1位を獲ったエピソードのEDで、自身のキャラクター名が最初にクレジットされたことについて触れ、「大号泣しちゃって。スタッフさん、心憎いことをするなあと思った」とふり返った。

収録時に音響監督から受けたディレクションで「内田さんが悠人に決まったのは弟って感じがするから(笑)。いつも通りで！」と言われたという内田は、「どういうこっちゃと思いつつも、兄であるキャラクター・新開隼人のシーンを見て、その雰囲気が出くるといいなと思いつつしゃべらせて頂いてます」とコメント。また、自身の役どころについて「まだまだ出し切れないところが沢山あって」と触れ、放送では描ききれなかったキャラクターの魅力についても言及した。

イベントの最後に山下は「エピソードを通して、僕たちも皆さんも熱いバイブレーションを貰ったと思います。これからも、皆さんやキャラクター、キャスト・スタッフの方々と一緒に走っていけたらと思っていますので、ペダルの応援よろしくお願いします！」と笑顔で呼びかけた。

TVアニメ最終回となる第25話「空を仰ぐ」は、6月26日(月)よりテレビ東京ほか各局にて順次放送となる。アニメの続編については未定のようだが、今後の展開に期待したいところだ。

■『弱虫ペダル NEW GENERATION』

テレビ東京ほかにて毎週月曜深夜1：35から放送

【STAFF】
原作：渡辺 航(週刊少年チャンピオン)
監督：鍋島 修
シリーズ構成：砂山蔵澄
キャラクターデザイン：番 由紀子
デザインワークス：水村良男、秋篠Denforword日和
ライドデザイン：堀内博之
美術設定：青木智由紀
美術監督：吉原俊一郎
色彩設計：中尾総子
CG監督：佐々木俊宏
撮影監督：葛山剛士
音楽：沢田 完
音響監督：高寺たけし
編集：坂本久美子
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント

【CAST】
＜総北高校＞
小野田坂道：山下大輝
今泉俊輔：鳥海浩輔
鳴子章吉：福島潤
手嶋純太：岸尾だいすけ
青八木 一：松岡禎丞
杉元照文：宮田幸季
鏑木一差：下野紘
段竹竜包：羽多野渉
古賀公貴：中村悠一

＜箱根学園＞
真波山岳：代永翼
泉田塔一郎：阿部敦
黒田雪成：野島健児
葦木場拓斗：宮野真守
銅橋正清：小野大輔
新開悠人：内田雄馬

＜京都伏見高校＞
御堂筋翔：遊佐浩二
岸神小鞠：福山潤

【主題歌】
オープニングテーマ：『トランジット』夏代孝明
エンディングテーマ：『タカイトコロ』佐伯ユウスケ

（C）渡辺航（週刊少年チャンピオン）／弱虫ペダル03製作委員会