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【漫画 × バンド・デシネ!】その⑩ モーリスの『ラッキー・ルーク』

「バンド・デシネ」連載第10回目は、『ラッキー・ルーク(Lucky Luke)』について取り上げる。

『ラッキー・ルーク』はバンド・デシネ作家のモーリス(ベルギー)によるコメディ西部劇漫画で、日本では長編アニメが1970年代に登場し、PlayStationのゲームも出ている。

原作が始まったのは半世紀以上も前だが、集中連載の【第35回バルセロナ国際コミックフェア】でも、展示ブースが設けられるほど現役バリバリの作品だ。西部劇のセットで子供たちが目を輝かせて遊び、同作品の魅力は色あせることがない。

自分の影よりも早撃ちで知られるカウボーイの主人公・ルークと、馬のジョリー・ジャンパーが、荒れる西部のならず者に制裁を与え、夕焼けに消えてゆくお約束のストーリー。ユーモアにあふれ、バンド・デジネが描いたアメリカ西部という視点が興味深い。

アメリカに逆輸入されたのはもちろん、23か国語に翻訳され世界中で人気を博した。2001年の作者の死後も、後継者によって制作は続けられている。子供への影響を鑑み、トレードマークのくわえタバコを、わらに変えたのも高く評価されている。レトロな絵が何ともいえない味わいがあり、日本でももう一度その魅力に触れてみてほしい。

 

<連載第9回はこちら>

【漫画 × バンド・デシネ!】その⑨ 寺田克也の『ルーヴル消失』

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