アニメ『恋と嘘』先行上映会イベントレポート! ゲストに花澤香菜、逢坂良太、宅野誠起監督が登場! スペシャルゲストには森川葵も
2017年6月24日(土)に東京・TOHOシネマズ新宿にてTVアニメ『恋と嘘』の第1話&第2話先行上映会が行われた。今回は、そのイベントの模様をお伝えする。
イベントの司会を務めるのは、アニメ好きとして有名なニッポン放送アナウンサー・吉田尚記だ。吉田アナが軽快なトークで会場の空気を温めてから、ゲストを呼び込む。盛大な拍手に包まれて登場したのは、花澤香菜(高崎美咲役)、逢坂良太(根島由佳吏役)、宅野誠起(監督)の3名。それぞれ挨拶を行うと、早速TVアニメ『恋と嘘』の魅力について語っていく。
まずは、アニメ本編のキスシーンについてトークが始まる。吉田アナから「先ほど、ここにいる人たちは(お2人の演じた役のキスシーンを)見ていますが、恥ずかしいなど何か思うことはありましたか」という問いに対し、花澤は「(特にキスシーンをしたからといって恥ずかしいとは)何も思わないですね」と心境を明かし、続いて逢坂も「そうですね。ただ、”ここでキスシーンを演じてください”と言われたら難しいですね」と述べた。
各キャストより、キスシーンで話が弾んだ後、キャラクターの印象について話は展開していく。自身が演じた美咲の積極的な行動について、花澤は「青春真っただ中の思い切りの良さに”美咲ちゃんいいね……”ってなりました……」とアニメを連想させるような囁くコメントをしていく。逢坂は「ネジ(根島由佳吏)も積極性はありますね。翻弄したいけれども空回りするタイプですね」と語った。宅野監督は「恋と嘘という2つの要素がある中で、嘘を嘘だと見せずに演じることができる人を考えて選びました」と慎重にキャスティングしたことを明かした。
トーク中盤では、今年秋に公開される実写版映画『恋と嘘』で仁坂葵役を演じる森川葵がサプライズゲストで登場。今回初めて、アニメキャスト陣に会ったという森川は「私も大のアニメ好きで花澤香菜さん、逢坂良太さんの間に立てることが嬉しくって嬉しくって」と笑顔を見せた。
キャスト陣が全員そろったところで、『恋と嘘』の設定にちなんでこんな質問が吉田アナより問いかけられた。「『恋と嘘』では、男女共に16歳になると政府によって結婚相手を決められてしまう制度・ゆかり法が登場します。もし、こんな制度が実際にあったらどうしますか」に対し、逢坂は「自分からはいけないので、今の歳だったら“ゆかり法”はいいですね。16歳はちょっと早いかもしれないです」とコメント。それに続いて、森川は「高崎美咲と根島の恋が苦しそうに見えて、だったら政府通知で決めてもらっちゃったほうが楽なのかなって思いました」と賛成の考えを述べた。花澤は「16歳は早いなぁ。35歳位にしてほしいな!それまでは自由恋愛で相手がいれば結婚して、35歳からは国に頼ってみるとか!」と周りを納得させるほどの制度を提案した。宅野監督は「恋愛禁止のルールで我慢できるような恋愛は恋愛ではない」と某アイドルグループのアイドルの発言を引用して会場を沸かせた。
そしてイベントの最後では、本作品の魅力について、花澤は「彼女たちの恋愛と、原作に出てくる謎が明かされるのかどうなのか、自分の中で設定を作りながら観るのも楽しいと思いますので、いろんな楽しみかたをしていただきたいと思います」とコメント。逢坂は「毎週毎週、本当にドキドキするような展開が待ち受けていますし、三角関係プラスアルファな関係がどういう風に展開されるのか僕自身もまだ分からないので、みなさんと一緒に楽しみたいと思います」と語り、宅野監督からは「1話では、ネジ(根島由佳吏)と美咲のキスが出てきました。今後も1話とは違った感じのキスを2人はしていくと思いますし、他の誰かとするかもしれません。その辺りを楽しみに観ていただけたらなと思っています」と話し、森川は「アニメファンとしてこの場に立ちたかったんですけど、今日は観れなかったので毎週リアルタイムで観たいと思います。秋に実写版も公開されます。アナザーストーリーとなっており、原作やアニメが好きな人にも楽しめる内容になっているので、観に来ていただけたら嬉しいです」と述べて、本イベントは幕を閉じた。
■作品情報
・TVアニメ『恋と嘘』
放送日時:7月3日(月)24時~ TOKYO MXほかにて、放送開始!
※放送時間は変更になる可能性があります。
・実写版映画『恋と嘘』
上映開始予定日:今秋 全国ロードショー
キャスト:森川葵、北村匠海、佐藤寛田ほか
スタッフ:監督 古澤健、脚本 吉田恵里香
制作:The icon
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