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“Wゆうき”が誕生?! 桑原由気さん・高田憂希さん出演の『ゆうきとゆうきでYou can fly!!!』イベントレポート

慶應義塾大学・アニメカルチャー研究会による、新入生歓迎イベント『ゆうきとゆうきでYou can fly!!!』が、4月8日(土)に川崎市国際交流センターで開催された。本稿では、マウスプロモーションの桑原由気さんと高田憂希さんが出演したこのイベントの模様をお届けする。

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開演時刻になり、司会の方から呼び込まれたお二人が登場すると、客席の大きな拍手で迎えられた。まずは桑原さん、高田さんからのご挨拶があり、「やる気と元気はユウキからっ♪ みんなに笑顔を届けにきたぞー! ゆっきーこと、高田憂希です」と高田さんお馴染みの自己紹介も飛び出した。

司会の方によると、このイベントタイトルは、お二人が出演されているTVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』が放送していた時期であることから、「fly」ということばを使ったのだとか。その『小林さんちのメイドラゴン』のオーディションでは、高田さんはエルマを、桑原さんはトールとカンナの役に挑戦していたことも明かされた。

また、こちらも共演作品である『Tokyo 7th シスターズ』について話が及ぶと、桑原さんは「人生で一番録り直した」という晴海シンジュ役についての思い入れを語った。

■テーマトークコーナー

自己紹介が終わると、「テーマトークコーナー」に突入。こちらはいくつかあるお題に沿って、お互いについてのトークをするというもの。

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まずは「お互いの一番好きな所は?」という質問について。

高田さん:「ロリっぽいところ全部」
桑原さん:「みんなから愛される可愛さ! あとは細かい気遣いが出来るところ」

この回答に、桑原さんは感謝の意を伝えるとともに、これからもロリで行く!との決意表明もなされた。続いての質問は、「声優をやっていて一番楽しかった事は?」

高田さん:「お芝居!」
桑原さん:「色んな役をやっていて、”同じ人だと気付かなかった”と言ってもらえる事」

高田さんは、芝居についてこれまでは自分の考えばかりが先行してしまっていたが、最近は人と一緒に演じる芝居の楽しさを感じられているとコメントし、桑原さんも、知人から「桑ちゃんのキャラだってわからなかった」と言われることが増え、それだけちゃんと役を見てくれているということに喜びを表していた。

次の質問は、「声優をやっていなかったらどのような職についていたと思いますか?」

高田さん:「アトラクションのキャストさん」
桑原さん:「地元の市役所で働くか、薬剤師」

高田さんのキャスト姿はイメージがしやすいためか、会場には納得の声が広がった一方、「安定した収入がある職業に……」との桑原さんのコメントには笑いが起きた。
さらに次は、会場のお客さんから選んでもらうことに。その質問は、「最近のマイブームは?」

高田さん:「ミュージカルの曲を聴くこと!」
桑原さん:「千鳥のロケを見る」

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お笑い芸人の千鳥さんに関しては高田さんもハマっているようで、席から立ち上がって反応。高田さんが好きなブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』は桑原さんもご覧になったようで、お互いがお互いのマイブームに関心が高まっていることがわかる内容となった。

まだまだ質問は続く。「お互いの”ちょっと直した方がいいんじゃないかな”と思う所は?」

高田さん:「リズムネタ!笑」
桑原さん:「新しい自己紹介の挨拶を考えてみよう!」

普段はスベっている空気を意図的につくり出されていると主張する桑原さんに、高田さんが今日の会場は温かい雰囲気だから、と水を向けると、桑原さんが「では、一番スベったやつを……」とリズムネタを披露。

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さすが(?)一番スベったネタだけあって、会場は一瞬静かになったが、桑原さんは「女性にはウケるネタなんです」と強気の姿勢を見せた。
そして最後の質問は、「二人のプライベートでの思い出は?」

桑原さん:「ジョイポリス、バーベキュー、京都旅行。
夜遅くて次の日が朝早い時の帰り道で「また数時間後に!」と言い合うお約束のくだり」

最近はお二人で一緒になる現場が多いようで、仕事終わりが0時を越えた日に高田さんから「また明日!」ではなく、「また4時間後に」などと言われると、寝る時間を計算してテンションが下がる、と桑原さんが悲しげな想いを吐露した。
また、高田さんから、

高田さん:「あれ…実はプライベートで会ったことないですよね!?
お仕事帰りとかそのままご飯食べに行ったりはよくありますが。
もし行くならディズニー連れて行ってほしいです。」

という回答が披露されると、桑原さんから「ここ……プライベートで会ったことないって何?!」とツッコミが入る。

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高田さんとしては、”二人っきり”ではそういったところには行ってないという意味だそうで、もし行くのだったらディズニー、と早口で弁解していた。

■二人の相性は? 性格診断コーナー

続いてのコーナーは、いくつかの心理テストからお二人の本音を引き出そうという、『二人の相性は? 性格診断コーナー』。

最初のテストは、回答者の精神年齢を測るものとなっており、なんと二人とも同じ「中学生・高校生」との結果に。次のテストでは、回答者の対人ブラック度が判明し、高田さんは「腹黒度80%」、桑原さんは「腹黒度50%」となった。

そして事件は次の質問で起こった。

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好きな異性のタイプを暴き出す質問に対し、桑原さんは「楽しい人ならOK」、そして高田さんは「性的興奮を与えてくれる人」との診断結果に!

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このパワーワードには高田さんも思わず赤面し、「変な汗が出てきた!」と額を拭うシーンも見られた。

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■クイズコーナー

そして続いては、二人がお互いの知識量を競うクイズコーナーに。出題ジャンルは、「漢字・ことわざ」、「英語」、「社会常識・時事」、「大学用語」の4つ。なお、1人1回ずつ、オーディエンスからヒントをもらえる親切設計となっている。

最初の問題は、自称”日本語のスペシャリスト”高田さんが選択した、[漢字・ことわざの10点]問題。
「”竜宮城”の総画数はいくつでしょう?」
これは二人とも「29画」で正解。

続いては英語科に在籍していた桑原さんが選んだ、[英語の30点]問題。

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少し難しすぎる問題だったため司会の方より、OPトークで話していた二人の共演作品に関する英単語である、というヒントが出されると、英語科のはずが英単語がわからなかった桑原さんの回答は日本語で「いとこ」、高田さんは「dragon」。しかし、正解は「sister」と発表されると、高田さんは「(共演作つながりで)惜しいじゃん!」と悔しがった。

続いては、[漢字・ことわざの30点]問題。
「”虎口を逃れて竜穴に入る”と同じ意味を持つ言葉はどれか?」
という選択問題。これは二人とも「一難去ってまた一難」を選び、正解。

お次は、[社会常識・時事の20点]問題。
「食事の際、正しいマナーとしてご飯は味噌汁の左に来る。」
この作法が正しいか間違いかを答える問題だが、どちらが左右かわからなかった二人はまずマイクをご飯に見立て、味噌汁の位置関係を探る。
するとここで、高田さんがオーディエンスの使用を宣言! ヒントが聞こえないよう桑原さんにヘッドフォンが装着されると、桑原さんは流れている音楽に合わせてリズミカルにダンスを披露した。

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この問題は、オーディエンスをうまく活用した高田さんが「○」で正解。

そして最後の問題は、[大学用語の30点]。慶應義塾大学内で使用されている用語の一つ、”来日”の意味を問う内容で、今度は桑原さんがオーディエンスを使用。高田さんがヘッドフォンを装着すると、桑原さんと同じく音楽に合わせて激しいダンスを踊った。

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そしてこの問題もオーディエンスを活かした桑原さんが正解し、この結果、桑原さんが勝者となった。
勝者の桑原さんには豪華な景品がプレゼントされたが、敗者の高田さんには恐ろしい罰ゲームが用意されていた。その内容とは、「センブリ茶一気飲み」。

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コップになみなみとつがれたセンブリ茶を見た高田さんは、「待て待て! 量!! 慶應義塾大学って頭良い人の集まりじゃないの?!」とノリノリの様子だったが……

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一口飲んだところで「ムリ〜!! ここで救世主が来てくれたらなぁ〜〜!!」と助けを求める。すると、見かねた桑原さんが思い切って口をつけてみるも、あっさりギブアップとなった。

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■新年度の初めにエールを!

続いてのコーナーは、「新年度の初めにエールを!」。新年度の始まりに関して不安に思うことを会場のお客さんから募集し、二人にそのお悩みを聞いてもらい、エールを送ってもらうというもの。

最初の相談者は、大学生活とイベンター生活を両立できるかが心配という新大学生さん。このお悩みに関しては、高田さんが「頑張るしかない」とシンプルに回答。さらにこの新大学生さんが、「友だちができるか不安」という相談をすると、高田さんから、サークルに入れば良いというアドバイスとともに「頑張れ〜!」とエールが送られた。

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次のお悩みは、会社の先輩に一発で顔を覚えられ気に入られるようなギャグを考えてほしいという新社会人さんから。ギャグが得意分野の桑原さんは、ハンドルネームの「へいよー」に絡めて、「俺の名前は」「あなたの名前は?」「へいへいよー」「へいへいよー」というコール&レスポンス形式のネタを発案した。

また、「アラサーの仲間入りをして、仕事だけの生活は悲しい」というお悩みに対しては、エンターテイナーとしてお客さんを楽しませなければいけないという決意を深めた二人が、「我々も頑張るので一緒に頑張りましょう」とエールを送る。

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最後は、「一人暮らしをしている人に、幽霊が出た時の対処法を教えてほしい」というご相談。高田さんは、一人暮らしのところに来るということは、その幽霊も寂しがっているはずとの独自の見解を示した上で、幽霊と友だちになってあげれば良いとコメント。一方の桑原さんは、盛り塩で魂を浄化してあげるよう提案した。

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ここでトークコーナーは全て終了し、二人のサイン入りグッズが当たるプレゼントコーナーが実施された。そして、桑原さんから「二人でトークイベントをすることはなかったので、楽しかったです」、高田さんから「養成所の頃から”Wゆうき”を推していて、ユニットとか組めたら良いなぁと思っていたので、その第一歩のイベントとなって良かったです」と会場のお客さんに向けて挨拶があり、イベントは盛況の内に幕を下ろした。

 

※おまけ

イベント終了後、控室にてアニメカルチャー研究会のスタッフの皆様と記念撮影。

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このような楽しい機会を設けていただいた皆様に感謝です!

書いた人:ねこさん(とり)

 

■アニメカルチャー研究会とは

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アニメカルチャー研究会(略称:アニカル研)は、慶應義塾大学・日吉キャンパスを拠点に活動する、声優・アニメイベントサークルです。2011年12月の設立以降、声優やアニメ監督をゲストに迎え、アニメ関連イベントの企画・運営を行なっております。
アニカル研のイベント・企画に関してのお問合せは、以下フォームよりご連絡ください。
https://animeculture.sakura.ne.jp/contact.php

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