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『ハチナイ』のアカツキが、Jリーグ東京ヴェルディの経営に参画。そのねらいを代表取締役CEO塩田氏に聞く

『八月のシンデレラナイン』などのモバイルゲーム事業を営む株式会社アカツキが、Jリーグ・東京ヴェルディの株式取得およびコーポレートパートナー契約締結を昨年12月に発表した。

そして2019年1月19日(土)、グランドハイアット東京で開催された「2019シーズン東京ヴェルディ新体制発表会見」に、メインスポンサーとして株式会社アカツキの代表取締役CEO・塩田元規氏が登壇し、挨拶を行なった。

以下、塩田氏

「皆さんこんにちは。株式会社アカツキ代表取締役CEOの塩田でございます。本日は東京ヴェルディ50周年の席にお招きいただき、本当に光栄で喜ばしく思っております。メインスポンサーとしてご紹介いただきました我々アカツキは、エンターテインメントを軸にグローバルに挑戦している会社です。 

2010年創業時3人だったアカツキですが、今では1,000人を超えるメンバーと一緒に仕事をしています。これまでアカツキはモバイルゲームを中心に事業展開してきましたが、スペインのesportsプロリーグ「LPE」の立ち上げであったり、ハリウッドでの映像・映画事業であったり、この春にはリアルのエンターテインメント施設「アソビル」も横浜にオープン予定です。

我々は、エンターテインメントをコンテンツではなく、エクスペリエンス(体験)と捉えています。我々の仕事というのは、心踊る素晴らしい体験を通じて、一人ひとりの人生をより豊かにすること。そこに人生をかけてコミットしていきます。

その中で今回、スポーツという領域でサポートさせていただくのですが、サッカーをはじめ、あらゆるスポーツには熱狂や喜び、悔しさといった感情が動く瞬間にあふれています。それは、我々の会社の理念に沿っているものだと思っています。

我々は2018年からスポンサーという形で、ヴェルディさんをスポンサードさせていただいておりました。その中で、羽生社長はじめヴェルディの方々とお話をしてきて、ヴェルディが描くビジョンに共感し、我々の思いと一致するものであると思いました。

それもあって、本当に光栄なことにこの度、メインスポンサーとしてユニフォームにアカツキの名前を入れていただき、一部株式も取得しました。我々が得意とするデジタルのエンターテインメント領域を含めて、色々な形で東京ヴェルディが世界の方々に愛されるよう、私たちにできることを全力でサポートしたいと思っています。

私が小学生の頃、Jリーグが開幕しました。ヴェルディが大好きで小学校のサッカークラブに入りまして、下手くそだったんですけど(笑)、今こうしてサポートさせていただくのは光栄です。ヴェルディの選手、監督・スタッフの皆様、そして何よりファン・サポーターの皆様と一緒に走っていければと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました」

上記会見後には塩田氏が個別インタビューにも応じてくれたので、その模様もあわせてお伝えする。

– お時間いただきありがとうございます。アカツキさんというと、モバイルゲームの会社という印象が強いのですが、先ほどの新体制発表会見で東京ヴェルディの羽生英之社長からも「デジタルエンターテインメントの領域をサポートしていただく」というお話がありました。この点をもう少し詳しくお聞かせいただけますでしょうか。

塩田氏:弊社の事業売上はモバイルゲームが中心なのですが、今春横浜駅近くにオープン予定の「アソビル」というエンターテインメント施設などもプロデュースしています。アカツキは、リアルとデジタルをいかに融合していくかというテーマで広くエンターテインメント事業を立ち上げ、運営しています。先ほど東京ヴェルディさんからお話がありましたスタジアムの件もそうなのですが、東京ヴェルディをこれから、より素晴らしいブランドにするためには、オンライン・オフラインの両方をどのように育てていくかが重要だと思っています。

 我々には、ゲーム事業でいかにユーザーの皆様にワクワクしてもらうか、1回遊ぶだけではなく、ずっとファンになってもらえるかを、綿密に分析しながら運営するノウハウがあります。もちろんこれはヴェルディの経営陣の方々もご存知なことではありますが、アカツキとしてはデジタルマーケティングに限らず、経営の考え方やマーケティング、そしてサポーターの皆様をどのようにモチベートしていくかを分析していくことなどが中心になると考えています。それはオンラインだけではなくオフラインも同様にサポートしていきます。そのために既にアカツキのマーケティングチームからヴェルディに人を派遣していますし、今後も積極的に採用を行い優秀な人材をヴェルディに出していく予定です。

– スマートフォンゲームですと、DLしてチュートリアルを終えた段階で離脱してしまうユーザさんに、どうすれば継続利用していただけるのかが大事ですよね。

塩田氏:まさにそうです。マーケティングで重要なポイントはお客さんをたくさん呼び込むことですが、結局来ていただいた体験が面白くなかったら次からはもう来ていただけないのです。そうした”体験”という観点で、スタジアムの中と外の体験をどう設計するのかとか、それ以外のタッチポイントでの体験をどう設計すればいいのか、東京ヴェルディ経営陣の意見を聞きながらトータルでサポートしていく形を想定しています。

– 御社のゲームですと、『シンデレライレブン』でサッカー日本代表ユニフォームが登場していましたよね。例えば、東京ヴェルディのユニフォームが御社のゲームに登場するなどのコラボ展開は期待してもよろしいのでしょうか。

塩田氏:ありえると思っています。東京ヴェルディをデジタルコンテンツで広げていく形でコラボできるようでしたら。何かが決定している訳ではないですが、我々としても前向きに考えていきます。

– お忙しい中ありがとうございました!

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