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植田ひかるさんの個展イベント「ひかるん文芸部」開催! シスターメイド姿で出迎えた植田さんのふんわりとした世界をレポート
声優・植田ひかるさんの個展イベント「ひかるん文芸部展示会~ふんわりお茶会~」が、9月24日(月・祝)都内某所にて開催された。
植田ひかるさんは『Tokyo 7th シスターズ』西園ホノカ役などで活躍している声優で、”ひかるん文芸部”とは絵や本を楽しむ仮想の部活動となっており、今回のお茶会イベントでは、”文芸部部長”である彼女自身が描いた絵画やポストカード、絵本などが展示されていた。
メイド衣装に身を包み、シスターベールをかぶったひかるん部長が”部員”を前にご挨拶したあと、早速紅茶の時間に。今回振る舞われたのは、甘酸っぱくも洗練された秋限定の味わいである「紅葉狩り」。部長がポットに注湯する際に、お湯の中にたくさん空気を取り込むため高い位置から滝のように湯を注ぐパフォーマンスも見せた。紅茶は空気を多く含んだ方が茶葉の動きが大きくなり、美味しい成分を抽出できるとのことで、多少床にこぼしながらも懸命にお湯を注ぐ姿を、部員たちが温かな眼差しで見守っていた。
ひかるん部長がそれぞれの座席に紅茶を淹れ終わると、「かんぱ~い!」「お疲れ様でした~!」の唱和で、ゆったりと紅茶を楽しむ時間に。カフェのメニューには、部長が振る舞った紅茶やアルパカ型のハンドメイドクッキー以外にも、スコーンなどが提供されていた。
紅茶を楽しんだ後には、絵本の読み聞かせが。『吸血鬼のちぃちゃん』というタイトルのこの絵本、イラストはあんどう ひろさん、文章はひかるん部長が執筆し、自身で製本までされた1点もののオリジナル作品だ。普通の小学3年生・ちぃちゃんが、ある時期から昼に眠気を感じ、夜になると元気になっていき、次第に身体の異変を感じ始め──というストーリー。
読み聞かせの間は、部長の声のみが響く癒やしのひとときが展開され、最後の「おしまい」の声によって、静寂の空間は一気に拍手の音で包まれた。
また、お茶会のために用意されていた物販では、額縁複製絵画や、特製オーダーメイドの黄色いライオンぬいぐるみ、ポストカードなども販売されており、全4回を通じてほぼすべてのものが完売となるほどの盛況ぶりを見せた。なお、イクラの髪飾りの女の子が鮭を咥えているラミネートカードの売上は、「平成30年北海道胆振東部地震」のチャリティー企画として寄付されたそう。こういった細かいところにも、部長ならではのふんわりとした優しい世界が広がっていた。
お茶会が終わると、最後は部長からのお見送りがあり、感謝の気持ちをゆっくりと笑顔で伝えている姿が印象的だった。
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