全米で初登場1位を獲得し、全世界で約540億円のヒットを叩き出した『ボス・ベイビー』(トム・マクグラス監督)の初日舞台挨拶が、3月21日(水・祝)に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、日本語吹き替え版の声優を務めたムロツヨシ(ボス・ベイビー役)、芳根京子(ティム役)、宮野真守(大人になったティム役)、乙葉(ママ役)、NON STYLE・石田明(パパ役)、山寺宏一(フランシス・フランシス役)が登壇した。
ムロツヨシ
芳根京子
宮野真守
乙葉
NON STYLE・石田明
山寺宏一
早くも続編の制作が決まっている本作について、主演のムロは「『ドラゴンボール』形式で、(主人公に)子どもができても何世代にも渡ってずっと主演をしていきたい」と意欲を見せる。ドリームワークスの『シュレック』などで主演を務めていた山寺は、「ドリームワークス作品はギリギリまで笑わせて、最後は心が温かくなるような映画が多く、色々な世代の人が楽しめるのが特長。本日はこんなにたくさんのお客様にも来ていただき、この作品から本領発揮となる予感がしています」と、ユニバーサル・スタジオとのタッグに期待感を露わにした。
実はこの舞台挨拶で初めてキャスト陣と対面したという宮野は「ハッピーな舞台挨拶で素敵ですね。皆さん自由に喋るので(笑)」と明るい雰囲気の現場を歓迎。劇中で披露した、滑舌が悪いことで有名なエルビス・プレスリーのモノマネについては、「何を喋っているかわからないモノマネをしたら、OKをもらって、こうして公開されたんです(笑)」と舞台裏を明かした。また、本作を劇場でも観たいと述べたNON STYLE・石田に対して、
宮野「(相方の)井上さんと?」
石田「あれ、頭悪いの? 家族とに決まってるでしょ!」
と抜群の掛け合いを見せて、会場を笑わせた。
『ボス・ベイビー』は映画『怪盗グルー』シリーズ、や『ペット』『SING/シング』といった大ヒット作を手がけるユニバーサル・スタジオと、『シュレック』などのドリームワークス・アニメーションが初のタッグを組んだ作品。パパとママ、7歳のティムの3人家族のもとにやってきたのは、黒いスーツに白いシャツ、ネクタイをビシッと締め、チャキチャキと歩く赤ちゃん“ボス・ベイビー”。弟として迎えいれられた彼は普通じゃない。見た目は赤ちゃん、中身はおっさんだったのだ!!──というストーリーとなっている。
■『ボス・ベイビー』概要
全国公開中
・監督:トム・マクグラス 『マダガスカル』シリーズ
・キャスト:アレック・ボールドウィン、マイルズ・バクシ、ジミー・キンメル、リサ・クドロー、スティーブ・ブシェミほか
・吹き替えキャスト:ムロツヨシ、芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明(NON STYLE)、山寺宏一ほか
・原題:THE BOSS BABY
・配給:東宝東和
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