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[連載コラム]今話題の女性声優アーティストのCDをPick Up! 第1回

近年、ソロ名義でのアーティスト活動を始める若手声優が増えており、毎月多くのCDがリリースされている。そんな中、「気になってはいるけど、どのCDを買えばいいのだろうか」と悩む人は少なくないだろう。本連載では、そのような人のために、若手女性声優が好きなライターが「必聴!」と感じたシングルを独断で紹介していく。初回となる今回は、”2017年春アニメのOPタイアップ曲”の中からPick Up!

 

■「DEAREST DROP」/田所あずさ 『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』OP曲

「タドコロック」というコンセプトのもと、その名の通りロックなナンバーを多くリリースしている田所あずさの6thシングル。アニメ『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』のOP曲であり、田所はヒロインであるクトリ・ノタ・セニオリス役として同作に出演している。
儚さの中にも力強さを感じさせるメロディーに、田所演じるクトリの心境・境遇を強く意識している切ない歌詞が乗った、今期の王道アニソン。

カップリングにはアーティスト盤・アニメ盤共通で「残像エレジー」、アーティスト盤にのみ「レッドラズベリー」が収録されている。どちらも田所の高い歌唱力を堪能できる曲になっているので、こちらも気になる方はぜひCDを購入しよう。

 

■「Shocking Blue」/伊藤美来 『武装少女マキャヴェリズム』OP曲

アニメ『武装少女マキャヴェリズム』百舌鳥野のの役の伊藤美来の2ndシングルが、同タイトルとタイアップ。近年のアニソンの中でも珍しい構成の曲になっているので、まずはぜひ試聴してみてほしい。

疾走感のあるブラスサウンドのメロディーと、伊藤の可愛らしくも力強い歌声が印象的な曲となっており、変わり種ではあるが盛り上がるアニソンであることに間違いはないだろう。

カップリング曲は「ルージュバック」。カクテルの名前を冠したこの曲は、「Shocking Blue」とは打って変わって、しっとりとした語り掛けるような曲調のバラード。伊藤の声優としての表現力が存分に発揮されている、まるで一つの物語のような一曲。

 

■「Tiny Tiny」/村川梨衣 『フレームアームズ・ガール』OP曲

「俳協の最終兵器」の異名を持つ演技派ハイテンション声優・村川梨衣の3rdシングル。両A面仕様となっており、タイアップ曲である「Tiny Tiny」のほかに「水色のFantasy」が収録されている。

「Tiny Tiny」は神前暁が手掛けたバンドサウンドのロックなメロディーが印象的な曲だが、ライター個人としては歌詞にも注目をしてほしい。日ごろ見落としがちな「Tiny」な出来事すべてに感謝する暖かい歌詞になっていて、落ち込んだ気分の時にも是非聞いてほしい曲。

「水色のFantasy」は片思いの恥じらいを歌う可愛らしい雰囲気の曲となっていて、「Tiny Tiny」とはまた違う、村川独自の世界観を覗き見ることができる。

初回限定版Aには「Tiny Tiny」の、Bには「水色のFantasy」のMVが収録されている。気に入ったほうを購入しよう。

今回は、以上3枚をご紹介。ここで紹介した以外にも、今期のアニメとタイアップしている声優シングルはたくさんあるので、気になるものがあればまずは試聴してみてほしい。本稿でお気に入りの一枚が見つかれば幸いである。

次回は”2017年春アニメのEDタイアップ曲”から紹介予定。


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