アニメ映画『GODZILLA』は史上初の3部作! 宮野真守「非常に気合が入っております」
3月26日(日)の「AnimeJapan 2017」内RED STAGEにて、アニメーション映画『GODZILLA -怪獣惑星-』のスペシャルステージが開催された。
『GODZILLA -怪獣惑星-』は、これまでのどんな『ゴジラ』とも一線を画す、シビアでハードな未来世界が舞台となる。二万年もの間、地球に君臨し続けてきた“ゴジラ”とそれに対峙する人類の因縁の物語だ。『シン・ゴジラ』(2016年公開)の大ヒットが記憶に新しいなか、本作は『ゴジラ』映画史上初の全3部作として公開される。ストーリー原案・脚本に『魔法少女まどか☆マギカ』などで知られる虚淵玄を迎え、静野孔文と瀬下寛之が監督を務める。制作は国内最高峰の3DCGスタジオと名高いポリゴン・ピクチュアズが担当。今まで誰も見たことのない『ゴジラ』が描かれる。
ステージには声優の宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一が登壇。6名の配役が発表され、主人公であるハルオ・サカキを宮野が演じ、ハルオの良き理解者で、異星人「エクシフ」であるメトフィエスを櫻井が担当。加えて紅一点のヒロイン、ユウコ・タニ役に花澤、好奇心旺盛な環境生物学者のマーティン・ラッザリ役に杉田、ハルオに畏敬の念を抱く若手パイロットのアダム・ビンデバルト役に梶、そして強靭な肉体を持つビルサルト人のムルエル・ガルグ役として諏訪部が声を吹き込む。
主役を務める宮野は「非常に気合が入っている」と挨拶し、幼い頃から親しんできた『ゴジラ』への思いを語った。
(宮野真守)
ヒロインを務める花澤は、「ミニラに似ていると小さい頃から言われていて……」と会場の笑いを誘う。
(花澤香菜)
「エクシフ」と呼ばれる異星人を演じた櫻井は、「人種などを越えて尊敬されるキャラクター」と自身の役柄を紹介。ゴジラと人間だけではなく、人間と人型種族との関係性も見どころの一つのようだ。
(櫻井孝宏)
梶が演じるアダムは、宮野が演じるハルオを尊敬している役どころだ。「(尊敬してくれて)ありがとうございます。梶君と一緒だね」という宮野の冗談に梶は「そうですね。ほぼ、僕ですね」とテンポよく返答。
(梶裕貴)
杉田も自身が演じたキャラクターについて、「好奇心・探求心が旺盛すぎて、戦場に出てきたら危ないかも」とコメント。続けて諏訪部も軽快なトークを交えつつ、自身の役どころを紹介。会場からも笑いがこぼれた。
(杉田智和)
また、ステージの後半には特報映像が公開された。本作は、セリフを先に収録し、その演技に映像を合わせる”プレスコアリング”方式が採用されたそうで、キャスト陣は全く絵が無い状態で収録に臨んだとのこと。迫力のある映像が流れると、キャスト陣からも驚嘆の声が上がった。
諏訪部も、ビジュアルイメージを監督にうかがいながら演技に臨んだというエピソードを語りつつ、「早く完成作を見たい。期待度が上がりました」とコメントした。
(諏訪部順一)
ステージは最後まで熱気に包まれ、作品への期待が最大に膨らんだところで終幕となった。映画『GODZILLA -怪獣惑星-』は11月より全国公開。
『GODZILLA -怪獣惑星-』
【スタッフ】
監督/静野孔文・瀬下寛之
ストーリー原案・脚本/虚淵玄(ニトロプラス)
シリーズ構成/虚淵玄(ニトロプラス)・村井さだゆき
キャラクターデザイン原案/コザキユースケ
副監督/森田宏幸
演出/吉平“Tady”直弘
プロダクションデザイン/田中直哉・Ferdinando Patulli
CGキャラクターデザイン/森山佑樹
造形監督/片塰満則
美術監督/渋谷幸弘
色彩設計/野地弘納
音響監督/本山 哲
【キャスト】
宮野真守・櫻井孝宏・花澤香菜・杉田智和・梶裕貴・諏訪部順一
【製作】
東宝
【制作】
ポリゴン・ピクチュアズ
©2017 TOHO CO.,LTD.
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