9月27日(金)よりイベント上映されている『銀河英雄伝説Die Neue These 星乱』の第1章初週舞台挨拶が9月28日(土)に丸の内ピカデリーにて開催され、舞台挨拶に登壇した宮野真守と鈴村健一によるキャストコメントが到着した。更に、第2章のメインビジュアルとラインハルト、ヤン、キルヒアイスを始めとした人気キャラクターの場面写真も同時に解禁された。

同イベントは、2018年4月にProductionI.Gが改めて新作アニメーションとして制作した『銀河英雄伝説Die Neue These』のセカンドシーズン「星乱」(第13話～第24話)を編集し上映するもので、各章3週間限定で上映予定となっている。

■『銀河英雄伝説DNT星乱』第1章先行上映会レポート

▼宮野真守 コメント
本日はお越し下さいまして、本当にありがとうございます。『銀河英雄伝説Die NeueThese星乱』をついに皆さまにお届けできていることを嬉しく思います。やっと第1章が上映されたところなのですが、どうしても先のことまで喋りたくなってしまいますね。この先も僕らはすでに演じていて、映像も第2章までは観させていただいたのですが、やっぱり、『銀英伝』は『愛』の物語なんだなということを改めて思いました。

オープニング映像のラインハルトとキルヒアイスの乗艦であるブリュンヒルトとバルバロッサが並んで飛んでいくところや、二人が銀河の彼方を見つめるあの眼差しがすごく愛おしくて、観ていてグッと込み上げるものがありましたし、皆さまにもこの作品から、いろいろなことを感じ取って欲しいなと、強く強く思いました。

これからも、皆さんの感想を聞いたり、この先もまだまだ続いていく『銀河英雄伝説』の物語に思いを馳せたりしながら、皆さんと一緒に、この作品を愛していきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いします。ありがとうございました。

▼鈴村健一 コメント
いよいよ劇場で『銀河英雄伝説Die NeueThese』を観ていただけることになりました。本当に今日はたくさんの方に来ていただきまして、誠にありがとうございます。『銀英伝』はまだまだ続いていく、大河ドラマのような作品です。

今、世の中には短い動画など、本当に簡単に観られるものが増えてきましたし、そういうものが好まれる時代が来たのかなということを感じています。僕自身、そういうものも楽しく観ているのですが、たまにはこういった大河ドラマのような長編の作品をどっしり楽しむことも、おつなんじゃないかなと思いますし、『銀河英雄伝説』はそういう楽しみ方にも耐えうる作品です。

本当に細かいところまで作り込まれていて、たくさんのスタッフの本気が詰まっている作品なので、今日来ていただいた方も、ぜひ、また足を運んでいただけると嬉しいなと思います。今後とも『銀河英雄伝説Die NeueThese』をよろしくお願いいたします。

■『銀河英雄伝説DNT 星乱』第2章メインビジュアル＆場面写真

▼メインビジュアル
“誰が為の「正義」か“というコピーの並ぶメインビジュアルの各キャラクターの表情からは、何やら不穏な空気が窺える。激しさの増す銀河帝国の権力闘争や、自由惑星同盟の軍事クーデターに皆が翻弄され、中心にたたずむラインハルトとヤンも深く何かを考えているデザインとなっている。

▼『銀河英雄伝説DNT 星乱』第2章 場面写真
ラインハルト、ヤン、キルヒアイスを始め、ミッターマイヤー、ロイエンタールそしてジェシカなど、人気キャ
ラクターの第二章の場面写真が解禁となった。

■『銀河英雄伝説Die Neue These 星乱』作品情報

▼上映期間
第1章：9月27日(金)～
第2章：10月25日(金)～
第3章：11月29日(金)～
※イベント上映では各4話【第1章：第13話～第16話】【第2章：第17話～第20話】【第3章：第21話～第24話】を編集して各章3週間限定で上映。

▼ストーリー
宇宙暦796年(帝国暦487年)。3000万人の将兵を動員した自由惑星同盟の遠征軍は、帝国領内で銀河帝国宇宙艦隊副司令長官となったラインハルト元帥と麾下の率いる大艦隊と交戦。8個艦隊中、3個艦隊を失うという大きな被害を受けた。しかし、自由惑星同盟最高評議会の意向を受けたロボス総司令官は、残存戦力を集結させての戦闘継続を指示。完全なる勝利を求めるラインハルトも、自由惑星同盟軍の集結ポイントであるアムリッツァ星域へと進攻したことで、後に「アムリッツァ星域会戦」と呼称される戦いが幕を開けた。

「アムリッツァ星域会戦」の翌年、銀河帝国皇帝フリードリヒ四世が後継者を指名しないまま急死。門閥貴族による権力闘争が始まる。一方、自由惑星同盟内では大規模な軍事クーデターが勃発。帝国、同盟それぞれの国を揺るがす二つの内乱ラインハルトとヤンの行く末をも左右することに……。

▼スタッフ
原作：田中芳樹(東京創元社刊)
監督：多田俊介
シリーズ構成：高木登
助監督：森山悠二郎
キャラクターデザイン：菊地洋子、寺岡巌、津島桂
総作画監督：後藤隆幸、菊地洋子
特技監督：竹内敦志
メカデザイン：竹内敦志、臼井伸二、常木志伸
オリジナルメカデザイン：加藤直之
プロップデザイン：太田恵子
プロップデザイン・紋章デザイン：秋篠Denforword日和
3D：I.G3D
3D監督：森本シグマ
美術：Bamboo
美術監督：竹田悠介
美術設定：塩澤良憲・曽野由大・藤井一志
美術デザイン：渡部隆
色彩設計：竹田由香
音響監督：三間雅文
音楽:橋本しん(Sin)、井上泰久
音楽制作協力: Sony Music Publishing (Japan)Inc.
オープニングテーマ：「Binary Star」SawanoHiroyuki[nZk]:Uru
エンディングテーマ：「Tranquility」SawanoHiroyuki[nZk]:Anly
撮影監督：荒井栄児
編集：植松淳一
制作：Production I.G
監修：らいとすたっふ
企画協力：ROOFTOP
制作協力：徳間書店
製作協力：DMM pictures
製作：松竹・Production I.G

▼キャスト
ラインハルト・フォン・ローエングラム：宮野真守
ヤン・ウェンリー：鈴村健一
ジークフリード・キルヒアイス：梅原裕一郎
ユリアン・ミンツ：梶裕貴
パウル・フォン・オーベルシュタイン：諏訪部順一
ウォルフガング・ミッターマイヤー：小野大輔
オスカー・フォン・ロイエンタール：中村悠一
アレックス・キャゼルヌ：川島得愛
フレデリカ・グリーンヒル：遠藤綾
ワルター・フォン・シェーンコップ：三木眞一郎
オリビエ・ポプラン：鈴木達央
ダスティ・アッテンボロー：石川界人
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ：花澤香菜
フレーゲル：古谷徹
アーサー・リンチ：二又一成
ナレーション：下山吉光

©田中芳樹/松竹・Production I.G