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【漫画 × バンド・デシネ!】その⑳ スクイテンの『闇の国々(Les Cités obscures)』

「バンド・デシネ」連載第20回目は、ブノワ・ペータース(作)、フランソワ・スクイテン(画)の『闇の国々(Les Cités obscures)』について取り上げる。

『闇の国々(Les Cités obscures)』は1982年から現在まで、12編が制作されている大作だ。太陽を挟んだ地球の反対側にあるという架空の惑星、「反地球」を舞台にしている。

反地球の人間は、それぞれに異なる文明が発展している独立した都市国家で生きている。その文明都市や建築の描写は、アールヌーヴォーやアールデコをモチーフにしていると言われる。

一見、私たちの見慣れた世界が広がっているようだが、ディテールが実世界とは異なっており、近未来ともまた違った異空間が広がる。少女が歩行する際に体が傾いてしまったり、立方体の構造物が増殖したりと、おかしなことが起こる。

スケールが大きく妙味なストーリー設定だけに、中途半端なイラストだと白けてしまうが、設定に勝るとも劣らない空間の表現力がそこにある。原作者のペータースと作画担当のスクイテンは深い友情で結ばれており、抜群のコンビネーションを見せている。

マンガ好きはもちろん、建築や都市計画に関心がある人にもぜひ目にして欲しい逸品だ。

 

<連載第19回はこちら>

【漫画 × バンド・デシネ!】その⑲ ジャン・ジローの『ブルーベリー』

 

 

(C)

Benoît Peeters, François Schuiten

 

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