【第35回バルセロナ国際コミックフェア現地リポート】その⑩ トランプ米大統領の風刺漫画
集中連載スペシャル!
「バルセロナ国際コミックフェア」連載10回目は、第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプの風刺漫画をレポートする。
物議を醸す言動から、何かと注目されるトランプ大統領。一定の支持層がいるものの、反対運動も根強い。ソーシャルメディアで、直接政治的な発言をすることが多く、マスコミを敵に回している。そんな彼を題材にした風刺イラスト・風刺漫画の一部を紹介しよう。
電話をするトランプの背後に、白人至上主義の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の姿が。
ある特定の国の入国禁止令を出すなど、思想が疑われても仕方がない政策をとる。
「ほかに質問は?」と言う口が大砲になっている。トランプは爆弾発言のオンパレードだ。
トランプの顔をした人面犬が、仲の悪いメディアのレポーターの手をくわえている。
アメリカ精神の象徴である自由の女神のヒップを触るトランプ。
人権や女性軽視の疑いの目が向けられるだけに、この1枚は様々な意味が集約された傑作だ。
右側は、ブロックをかぎ十字に積み上げた、「トランプの壁」。
1人の人物を扱ったユニークな絵がこれだけ数多く並んでいるのを見ると、漫画というものの表現の豊かさをあらためて実感する。
次回も乞うご期待!
<連載第9回はこちら>
【第35回バルセロナ国際コミックフェア現地リポート】その⑨ ハリウッドが箱モノで攻勢!
SNS SELECT
Now that’s subelt! Great to hear from you.