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【スペインで見つけた日本のマンガ】その㉛ あだちとか『ノラガミ』

15回にわたり集中連載した「第35回バルセロナ国際コミックフェア」。訪れた会場のあるスペインで、人々は驚くほど多くの日本のマンガに親しんでいた。スペインの本屋で実際に見つけた日本のマンガを紹介していくこの連載第31回目は、あだちとか原作の『ノラガミ (Noragami)』について取り上げる。

『ノラガミ』は、2010年から制作が始まった和風ファンタジーバトル作品。通常、神とは神聖なものだが、主人公の武神夜トは、まだ駆け出しで、祀る社もない野良の神様。縁起が良いとされるが、とても今日の日本で生活できる額ではない5円で何でも引き受けてしまうデリバリーゴッドとして、日夜人助けに精を出す。

彼はジャージと若者言葉が板についており、現代の若者にとって初詣と受験祈願くらいしか縁のない”神様”との距離がぐっと近くなる。現代人が失いがちなハングリー精神を持って挑戦する姿は、逆に人間が応援したくなり感情移入してしまう。

何にでも精霊が宿ると考える多神教的な思想のある日本では、神様は雲の上に唯一存在するのではなく、身近のありとあらゆる所にいるもの。そのため、ある意味では日本の神様観を体現しているマンガといえる。

伝統的な思想を基にしながら、あの世とこの世の死生観や心霊現象などに斬新な解釈が吹き込まれた世界観は、非常にパワフルだ。

<連載第30回はこちら>

【スペインで見つけた日本のマンガ】その㉚ 石田スイの『東京喰種トーキョーグール』

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