サロン・デル・マンガ スペシャル!
11月初旬にスペイン・バルセロナで開催された日本の漫画やアニメの祭典「バルセロナ・サロン・デル・マンガ(23 Saló del Manga de Barcelona)」では、日本のアニメ生誕100年を記念し、その歴史を紐解く展示が行われた。
展示の冒頭では、「日本のアニメはここ数十年で、世界中で認められる文化になった」と評価しており、その歴史は丁度100年前の1917年に短編アニメーションが2本上映されたことに始まったのだという。
太平洋戦争時に政治プロパガンダとして利用されたことや、60年代にテレビでよく放送されるようになったことに触れ、「90年代になって西洋の人々は”アニメ”と呼ばれる日本のアニメーションに出会った」と、日本アニメが海外でブレークした時期を四半世紀前だと指摘。
「その後、スタジオジブリ作品が世界の人々を魅了し始め、アニメがオタクのためだけのものではないことが示された」とし、ポピュラーカルチャーの仲間入りしたことを示した。
100年展で取り上げられたアニメについては今後、週に1作品ずつ取り上げ、一緒にみていきたい。
資料価値の高い数々のお宝映像も流された。
「バルセロナ・サロン・デル・マンガ」の現地リポート、次回も乞うご期待!
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