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【スペインで見つけた日本のマンガ】その㉙ 間瀬元朗の『デモクラティア』

15回にわたり集中連載した「第35回バルセロナ国際コミックフェア」。訪れた会場のあるスペインで、人々は驚くほど多くの日本のマンガに親しんでいた。スペインの本屋で実際に見つけた日本のマンガを紹介していくこの連載第29回目は、間瀬元朗の『デモクラティア (Dēmokratía)』について取り上げる。

『デモクラティア』は、2013年から2015年にかけて制作されたサスペンス作品。大学院生の主人公・前沢は工学部の井熊と協力して、本当の人間と見間違えるほどのヒューマノイド「ヒトガタ」を製造することに成功する。

優れた人工知能はネット情報を解析し、バランスのとれた行動を学習していく。人間に限りなく近く、むしろ人間を超えた存在ともいえるが、そのネット情報に依存した頭脳は危険性もはらんでいた。

現在進行系で日々進化していくIT・ネット・人工知能と、未来に訪れることが予想されるロボットが、人間にとって危険な存在になる状況を生々しく描く。近い将来、決して絵空事ではなくなるストーリーは非常に興味深い。

また、作者の間瀬元朗は、漫画家になる前に電機メーカーに勤めていた経験があり、現場の人間ならではの知識が作品に応用されており、機械やITに詳しい読者でも白けない充実した内容となっている。

 

<連載第28回はこちら>

【スペインで見つけた日本のマンガ】その㉘ 鈴木央の『七つの大罪』 

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