サロン・デル・マンガ スペシャル!
本年4月にAKIBA’s GATEでレポートしたスペイン・バルセロナのコミックフェア「第35回バルセロナ国際コミックフェア(35 Saló Internacional del Còmic de Barcelona)」に続き、毎年11月初旬にバルセロナで開催される日本の漫画やアニメの祭典「サロン・デル・マンガ(23 Saló del Manga de Barcelona)」を、現地取材した。
会場のフィラ・バルセロナ・モンジュイックに到着して受けた第一印象は、人の多さだ。あまりに驚いたので主催のFICOMICに尋ねると、広報担当者からは「2017年4月の第35回バルセロナ国際コミックフェアの参加者は11万8千人。昨年のサロン・デル・マンガは14万2千人。今年は昨年より1日多く5日間だからもっと多くなるかもしれない。例年、マンガフェアの方がコミックフェアより動員が多い」という回答が返ってきた。
バルセロナ市の人口が160万だから、その約1割という数字。コミックフェアを取材し、スペインでの日本の漫画やアニメの存在感の大きさに驚いたが、それはまだ序の口だったのだ。同じ団体が同じ会場で開催する世界の漫画・アニメ界のイベントよりも、日本のみをテーマにしたイベントの方が人気があるという逆転現象が起こっている。
日本人は、関係者以外はほとんどいないが、なぜか会場では日本語が飛び交っている。
「ゴメンナサイ」、「キサマー!」。
スペインの有名なデパート「エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)」のブースには、神社の鳥居が。
AKIBA’s GATEでは、日本からも大物が参戦したこのイベントの模様を連日、詳しくお伝えしてゆく。
次回も乞うご期待!
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