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【アニメと音楽】アニメ主題歌に起用されたバンドをPickUp&レビュー! ~Vol.02~

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アニメ主題歌と言えば、声優やアニソンアーティストが歌うというイメージが強く根付いていた。しかし、ここ最近では、ジャンルを超えてアーティストやバンド、さらにはアイドルを主題歌に起用した作品が増えてきた。2回目となる本連載では前回に引き続き、バンドを中心にピックアップ、レビューをしていく。

また、この連載で扱っていくバンド・代表曲とは、以下のものと定義して取り扱っていく。
・アニメ作品の楽曲提供を2曲以上行っている。
・メジャー、インディーズは問わない。
・代表曲は一般に広く認知されていると思われる曲を独自にピックアップ

■シナリオアート

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2009年、Vo/Gt/Prog.ハヤシコウスケとBa/Cho.ヤマシタタカヒサを中心にシナリオアートが結成された。バンドの結成以降、何回かのメンバーチェンジを行い、2011年にVo/Dr.ハットリクミコが加わって、現在のバンドになった。2014年1月、キューンミュージックよりミニアルバム「night walking」でメジャーデビュー。その後、2015年11月に同レーベルで活動しているバンド・KANA-BOONとのスプリットシングルで、TVアニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』のEDテーマに起用される。ロック、エロクトロニカ、シューゲイズの要素を取り込んだメルヘンチックなサウンドが特徴的なバンドだ。

提供楽曲は、アニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』ED曲・「ナナヒツジ」、特別放送版アニメ『四畳半神話体系』OP曲・「迷子犬と雨のビート」のカバーとED曲・「ラブマゲドン」など。

アニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』のED曲「ナナヒツジ」

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~あらすじ~
孤島の研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才プログラマ・真賀田四季。四季に一目会いたいと、研究所を訪れた那古野大学准教授・犀川創平と学生・西之園萌絵は、そこである事件に遭遇する。
彼らが目にしたのは、誰も出入りできないはずの四季の部屋から現れた、ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体だった―。不可思議な密室殺人に犀川と萌絵が挑む。

「ナナヒツジ」は、幻想的で謎めいた雰囲気の楽曲。フワフワとしたメロディーから曲は始まる。そこに、透き通ったハットリクミコの声と優しく包み込んでくれそうなハヤシコウスケの声で物語が紡がれていく。しかし、サビに入ると雰囲気は一転する。彼らは感情の赴くままに高らかに歌い、サウンドを作り上げていく。見た目のイメージとは裏腹に非常にパワフルかつ、エモーショナルである。このイメージのギャップに惹かれる人が多くいるのだろう。

 

■Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)

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2008年に神戸で結成。2010年に初の1stアルバム「Dance & Scream」でメジャーデビュー。当時平均年齢19歳ながらも、メタル、エモ、スクリーモ、ダンスミュージックなど様々なジャンルの要素を取り込んだ楽曲が評価されていた。2011年7月、ミニアルバム「NEXTREME」がリリースされる。このアルバムに収録されている曲、「Chase the Light!」がアニメ『逆境無頼カイジ 破戒録篇』のOPテーマに起用された。2013年9月、Ba.Mashuの脱退と同時にBa.Keiが加入。その後は、地道に楽曲の制作とライブを活発的に行っている。

提供作品は、アニメ『逆境無頼カイジ 破戒録篇』OP曲・「Chase the Light!」、『HUNTER×HUNTER』ED曲・「Just Awake」、『寄生獣 セイの格率』OP曲・「Let Me Hear」など多数。

アニメ『HUNTER×HUNTER』のED曲「Just Awake」

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~あらすじ~
12歳のゴンは父と同じハンターになるため、育ての親であるミトさんとのある約束を果たし、ハンター試験の旅へと出た。試験会場へと向かう船で、ゴンは同じハンター志願者のレオリオとクラピカに出会う。彼らはお互いを良く思わず、いざこざが始まってしまい……。

この楽曲は、Soの軽快な電子ボイスサウンドとメロディアスなピアノとギターから始まる。メロディアスなサウンドから一転して、サウンドはヘヴィなものからダンサンブルなものに絶えず変化をする。さらに、そこにデスボイスやシャウトが加わり、楽曲はダークな雰囲気へと染められていく。しかし、Soの高音の電子ボイスサウンドが入ることで、ダークな雰囲気に染まった楽曲を中和させている。そのため、聴きやすいものに仕上がっている。

気を抜いて聴いた時、気づいたら違う楽曲を聴いているかのように錯覚を起こしてしまうので要注意だ。

 

Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーンアップル)

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2013年、Mrs. GREEN APPLEはVo.大森元貴、Gt.若井滉斗、Dr.山中綾華、旧メンバーの4人によって結成された。その後、大森の誘いによりkey.藤澤涼架が加入した。2014年7月に旧メンバーが脱退。同年の11月にBa.髙野清宗が加入する。2015年7月にEMI RECORDSからミニアルバム「Variety」でメジャーデビューを果たす。そして、12月に発売された1stシングル「Speaking」がTVアニメ『遊☆戯☆王ARC-V』のEDテーマに起用された。楽曲は、ポップなサウンドから哀愁感漂うバラードなど、様々なジャンルをこなす。

提供楽曲は、アニメ『遊☆戯☆王ARC-V』ED曲・「Speaking」、2017年7月放送開始アニメ『ナナマル サンバツ』OP曲・「On My MiND」

アニメ『遊☆戯☆王ARC-V』のED曲「Speaking」

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~あらすじ~
榊遊矢は「エンターテインメント・デュエリスト」を目指す、中学2年生。遊勝塾で、幼なじみの柚子たちと一緒に、毎日デュエルの練習に励んでいる。ある日、プロデュエリストのストロング石島からエキシビジョンマッチの招待状が届く。大歓声の中、遊矢vs石島のデュエルが始まる! 得意の「アクションデュエル」で軽快に石島の攻撃をかわす遊矢だったが、次第に追い詰められていく。その時、遊矢のペンダントがまぶしい光を放つのだった!

「Speaking」は、現代の若者像が描かれている楽曲だ。大森が日ごろから感じていることを綴っている。曲の冒頭、大森は語りかけるように歌い始めていく。その様子に、ぬくもりが感じ取れる。サウンドは徐々に明るく、カラフルに彩られていく。彩られたサウンドの中で、埋もれることなく突き進んでいく、大森のズバ抜けた歌唱力。その歌声は、独特の高さを持ち、エロスさえも感じられるほど。曲の終盤、自然と気持ちが前向きに明るい気分に変化していく。

ここまでで、今回もジャンルが異なる3バンドをピックアップしたが、これを機に気に入っていただけたら幸いだ。
次回に続く!

前回:【アニメと音楽】アニメ主題歌に起用されたバンドをPickUp&レビュー! ~Vol.01~

 

©POT(冨樫義博)1998年-2011年
©VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

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